もしも、病気を患っている友人・知人がいたら、その人を遊びや飲み会に誘いますか?
私は絶対に誘いません。今回はこの事について語りたいと思います。
もちろんケースバイケース
一言に病気と言っても、様々な病気があります。外科系であったり内科系であったり、はたまた心の病だったり‥‥etc
また、その病気の度合いにもよるので、必ずしも病人を遊び等に誘うことが全て悪だとは言えません。
私の義理の母がそうだったのですが、足や腰が悪く自立歩行が困難なため、自宅に篭りがちでした。もちろん外出する時は車椅子が必須の生活です。しかし、そんな母を母の友人達は手助けをしつつ旅行や食事に誘ってくれていました。今思い返せば、子としてたいへんありがたいことです。もし、この様なお誘いが全く無かったら、母はとても退屈をしていたと思います。
また、私が以前、鬱病であったときに、兄から旅行に誘ってもらい毎月の様に小旅行に出かけていた時期がありました。山の緑や海の青さを見て、自然を触れ、心が晴れ晴れとしたことを覚えています。もし、ほとんど外出をせずに家に篭っていたら、鬱がもっと酷くなっていたかもしれません。
このようなケースでは、相手が病気であってもレジャー等に誘うことはとても良いことです。特に相手の気分転換を思ってのお誘いは、優しさと思いやりに満ちたアクションであると言えます。
しかし、例えば、内臓に疾患がある人を飲み会に誘う行為はどうでしょうか?
術後、間もない人をスポーツに誘う行為はどうでしょうか?
これらも、相手が退屈しないための思いやりの行動でしょうか?
とんでもありません、この様な行動をとる人は、自分のことしか考えていない大馬鹿者でり、自己中心性を極めた人です。相手を思いやっての誘いではなく、利己的なアクションです
自己中心的は
病気だとわかっているのに遊びや飲み会に誘う様な人たちは、まるで悪魔の様です。
疾患があるのをわかっているのにも関わらず、何度も遊びや酒飲みに誘って外に連れ出し、その結果、その人の病状が悪化させたとしたならば、こういう質の人達はどういう風に考えるのでしょうか。
また、タバコを絶って禁煙している人にニヤニヤしながらタバコを差し向ける人や、ダイエットしていることを知りながら高カロリーの食事に平気で誘う人も同様です。おそらくこの様な人たちは、人を思いやる心が欠落してしまっていて、自分の都合しか考えられない人間性なのです。相手の身体的負担を顧みることなく、無理やり相手を自分の都合に合わせようとする傲慢な人柄なのです。
そして、このような人たちは、病人が「医者に止められているんだけど、この前酒飲んじゃった」と言うとヘラヘラと笑います。まさに悪魔の笑いです。もはや、こんな人は友人なんかではありません。「それは辞めるべきだよ、そんなことしちゃダメだよ」を苦言してくれる人こそが本当の友達だと言えます。
すべては「思いやり精神」です。自分の都合は置いておいて、他人のことを考え思いやる心がなくてはいけません。思いやり精神は神に通じる尊い心です。
今回は多少愚痴っぽくなってしまいましたが、私自身を見つめ直して、十分に気をつけたいことであります。
かしこ
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