今年も残すところ数日となりましたが、皆さんにとってはどんな1年だったでしょうか。
世の中で起きた、今年1年間の出来事を簡素に振り返ってみたいと思いまいす。
不正発覚の連鎖
今年はどんな年でしたかと問われれば、ズバリ「不正発覚」と答えます。
ビックモーターから始まり、ジャニーズ、宝塚劇団、政治家パーティー券、そしてダイハツetcetc‥‥
共通して言えるのは、どれもこれも最近に行った不正ではなく、長年常態化していた事が明るみになったということです。世に知れた原因はほとんどが内部告発だったようで、どこも大慌てでした。
悪いことと知りつつも、なあなあで来てしまったのでしょう。どの業界でも多少はあるグレーゾーンが明るみになると、世間は再起不能に追い込む勢いで袋叩きにしますから、再出発の道のりは、さぞや苦境になるでしょう。
「なんて会社だ❗️信じられない」「もうこんな団体なんか消えてしまえ💢」などなど、罵声が飛び交いましたが、確かに言われても仕方ないとは思いますが、何でも叩きのめす今の日本の風潮は物悲しく映ります。やはりストレス社会が原因でしょうかね🙄
とにかく今年は、まるで伝染病の如く次々に不正行為が連なり報道されました。これって、闇の組織の仕業なんですか😈
膿を出し切る
これらに思うことは、当事者の企業・団体側はさほど罪の意識がなく、「この業界なら、これくらいの事は仕方ないよね」という認識が罷り通り、非常識が常識になっていたのだろうと思います。
その年月が長ければ長いほど、中に溜まった膿もドロドロになっているので、綺麗になるまで出し切るにはたいへんな浄化作業が必要になります。しかし、発覚するのがもっと先延ばしされていたら膿は致死の病巣となり、企業・団体として再起不能に陥ったかも知れません。(ジャニーズ事務所などはすでに陥ってしますが)そう考えれば今年の段階で発覚してよかったと考えられます。しかも、不正していた企業・団体が次々と報道されたので、一企業に非難が集中することなく上手くローテーションされたので、世間からのバッシングも多少なりとも躱せたのではないでしょうか。分散された方がダメージも少ないでしょうしね。そういう意味では、この連鎖発覚は幸運だったのかもしれまっせんね🤔
2024年は仕切り直し
不正を擁護するわけでありませんが、反省して悔い改め、意識改革ができた企業や団体にはチャンスを与えてあげてもいいと思います。より良いサービス・製品ができるようになれば、それは消費者の利益になるからです。もっともその不正の内容如何によっては永遠追放すべきですが。
不正報道に踊らされた1年ではありましたが、経済面でも厳しい年でした。
記録的な円安が祟りあらゆる物価・サービスが値上がり、社会活動と生活面でモロにそれが響きました。2023年を総括して、今年は良い年だったという人は殆どいないと感じます。これが今の日本ですから、不正を叩くのもいいですが、これからのことをもっと考えて前向きに改革していく思考を身につけるべきだと思います。
来る2024年は仕切り直しをテーマに、日本経済・政治政策が躍進する初歩の年になることを切に願います。
実は明るみになった不正は氷山の一角で、来年以降、ますます表沙汰になってくる🥶‥‥なんてことになりませんように🙏
かしこ
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