集中力はとても大切なスキルであると思います。
仕事でも遊びでも何でもそうですが集中力がないと続けることができずに、飽きてしまったり途中で投げ出してしまったりします。集中力を身につけるにどうすべきなのでしょうか。今回はこれについて語ってみたいと思います。
年齢による衰え
若い頃には集中力があるが、歳を取ると薄れていく。
確かにこれはあると思います。まず思いつくのが勉強です。進学するにあたって、高校であれ大学であれ合格という目標に向かって受験勉強をしなければなりませんが、その為に絶対に必要なことは集中力です。1日の勉強時間は人によってマチマチでしょうが、ある程度は集中して勉強をすることは必須です。しかし、40代の人が10代の人と同じように勉強できるかというと、それは難しいことだと思います。私も今50代ですが、本を続けて読み続けることがなかなかできなくなり、一時間ぐらい読んだら休憩してしまうことがあります。その他の事でも継続してやることが苦手になってきたように感じます。
このように、年齢を重ねると集中力が衰えるのかもしれません。
体力による衰え
では、なぜ歳を取ると集中力が衰えるのでしょうか🤔
考えらる大きな原因は体力の衰えです。体力が低下すると行動力も比例して衰えます。例えば、マラソンにしてもウォーキングにしても長い距離が苦手になります。筋力自体も衰えてくるので、何をするにも長く続けることが苦手になってきます。
私くらいの年齢になれば「やる気はあるんだけど体がついてこない」という風に感じたことは一度や二度はあるでしょう。
気力の衰え
しかし、体力が低下したから体を動かす作業が続かなくなったということは辻褄が合うのですが、特段体力を使わない、例えば読書やゲームも長く続けることができなくなるのは何故でしょう🤔
それは気力の低下によるものかもしれません。
10代・20代の頃は、自分の将来について夢と希望を持ち、気力が湧き出ている時期です。気力の充実は集中力をも高めるので溌剌とした行動に繋がります。
しかし、ある程度の年齢になると今の自分のポジションに落ち着いてしまい、若い頃のような血気盛んに前進する気持ちが控えめになりがちです。そうなると、気力の低下に繋がり、やがて集中力をも奪われてしまうのかもしれません。
興味が集中力を高める
体力低下であれ、気力低下であれ、これらが集中力を無くす原因であるとしたら40歳を超えた我々の世代は、もう集中力という大切なスキルを諦めなければならないのでしょうか🥲
確かに集中力を高めるには、ある程度の体力・気力は必要な要素であると思います。しかし、もっと大事なのは、心から面白いと思える事、物凄く関心を持てる事をやっているかだと思います。
もしも、あなたが今読んでる本の読書ペースが途切れ途切れになり捗らないとしたら、それは、単純に面白いと感じられない本を無理して読んでいるのかもしれません。また、TVゲームをプレイしていて、そのゲーム体験自体が面倒クサイと感じているようならば、そのゲームはあなたに合わないのかもしれません。
だとすると無駄な時間を費やしているだけなので、それらはすぐに投げ捨てた方がいいと思います。
仕事でも同じことが言えるのですが、趣味とは違うので、そうそう投げ出すわけにはいきません。それでも、どうしても自分に合わないようであれば、積極的に転職を検討すべきでしょう。
集中力が衰えたから何をやっても続かないのではなくて、本当に自分が興味津々で楽しいと感じることであるならば続くはずです。つまり、集中力は後からついてくるのです。
ただ、歳を重ねてくると興味を持つ幅が、狭くなってくるように感じます。なるべく色んな事に刺激を受けて、興味の幅を広げておきたいものですね。
興味が集中力を高めます。最近、集中力が衰えたとお嘆きの方は、心から楽しめる事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
かしこ
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