162試合を終えてメジャーリーグのレギュラーシーズンが終了しました。 我がヤンキースは94勝68敗、勝率.580という成績でアメリカンリーグ東部地区において優勝を決めました🎊 昨年は第4位という不甲斐ない成績に終わったので、今年の地区優勝は大変嬉しく思います😂
強烈なスタートダッシュ
今年のヤンキースを振り返ってみると、まず、4月5月の猛進は凄かったです。以前のヤンキースにはスロースターターというイメージがあり、少し勝ち越して4月を終えればまずまずのスタートを切れたという安堵感がありましたが、ここ数年は東部地区のチームのレベルが高すぎて、こういった余裕をこいてはいられなくなりました。近年では強豪チーム、ヤンキースとレッドソックスに加えて、オリオールズ、レイズもかなり強くなってきましたので、スタートダッシュを怠ると厳しいシーズンになりがちです。今年は見事なスタートダッシュを決められたのが、優勝できた大きな要因になったと思います。
離脱者は出るも
6月に入りスタントンやリゾらが怪我をし(スタントンは想定内🙂)長期離脱になると、猛進は終わり、勝率はジリジリと下がっていきました。怪我による離脱は仕方ないことですが、主要選手が抜けると負けが混んでくるので、選手一人ひとりケアはきちんとしてもらいたいものです。ただ、ちょうどこの頃に、開幕から怪我で抜けていた昨年のサイ・ヤング賞投手であるゲリット・コールが帰ってきたので、チームの勢いが落ちなかったのは幸いです。
安定した勝ち星
夏を迎えて、以前であれば「夏に強いヤンキース」というイメージがありましたが今年は比較的控えめでした。特に例年8月に大きな連勝をするヤンキースでしたが、今年はそうではありませんでした。というか、今年1年通して見てみても、そんなに派手な連勝はなかったと記憶しています。その代わり、大きな連敗もなかったと思います。なんだかんだで、2勝1敗、2勝1敗、2勝1敗‥‥‥の繰り返しが多いシーズンだったと思います。派手さはないが安定感抜群であったといえます。ただ、その分、2位のボルチモア・オリオールズとの首位争いが9月中まで続いたので、観ているファンとしては少々疲れましたね😓
先発投手の頑張りとソト効果
優勝できた要因に、まずは先発投手陣の安定が言えると思います。コール、ロドン、シュミット、ストローマン、コルテス、ガイルと6人の先発投手がしっかりとした仕事をしてくれたと思います。コールの出遅れ、シュミットの長期離脱はありましたが、特にそれが響くことなくレギュラーシーズンを終えられたのは幸いです。 そして、やはりソトの加入でしょう❗️ ソトは期待通りの働きをしてくれました。ヤンキース打線自体は昨年と大きく違わないのですが、ソトが打順2番に座ったことにより、ヤンキース打線の持つ本来の破壊力が引き出せたように思えます。やはり、2番と3番バッターがしっかりと固定されている打線は重みがあります。
キャプテン・ジャッジがチームを牽引
そしてもちろん忘れてはならないのが、今シーズンからニューヨーク・ヤンキースの第16代キャプテンであるアーロン・ジャッジです。昨年は、ニューヨーク・ヤンキースの第16代キャプテンに任命されながらも怪我による長期離脱を余儀なくされてしまい、結局は優勝はおろかワイルドカードにも進出できず、不甲斐ないシーズンでしたが、今年のレギュラーシーズンでは、常に先頭を切ってチームを引っ張り、ジャッジ自身も3冠王を狙えるくらいの働きをしてくれました。もちろん、ソトの活躍も大きかったですが、やはり、キャプテン・ジャッジの存在があってこそだったと思います。
本当の戦いはこれから
アメリカンリーグの勝率第1位で優勝できたことは、とても価値のあることです。これで、ディビジョンシリーズとリーグチャンピオンシリーズでホームアドバンテージを授かることができるからです。残念ながら、ナショナルリーグのドジャースとフィリーズの勝率には届かなかったので、ワールドシリーズに進出した際には、おそらくホームアドバンテージは相手チームに奪われますが、まぁ仕方ないことでしょう。まずは目前のディビジョンシリーズに向けて、今はしっかりと準備して欲しいものです。
我がニューヨーク・ヤンキース、心から地区優勝おめでとう🥳
かしこ
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