最近は、情報元であるメディアが揺れています。あまりにも揺れすぎて船酔いしそうなくらいです。一体どこの情報が正しいのか、どこの情報が嘘なのかわからなくなってきました。情報は必要です。情報なくして生活はできません。今回はこの問題について語りたいと思います。
正しくない情報ほど害悪なものはない
今年は、ダウンタウンの松本人志さんの疑惑から始まり、その他でも様々な疑惑が話題になりました。最近では何といっても、兵庫県知事の斎藤元彦さんの疑惑が毎日のように報道されます。我々は、様々なメディアを通してこれらの情報をキャッチします。そして、その話題について人と話したり、考えて自分の倫理観と照らし合わせたりします。しかし、そもそもにして、その情報自体が間違っていたらどうでしょう? それではまるでバカみたいです。正しくない、偽りの報道を信じるほど馬鹿げたことはありません。とても時間を無駄にしているようにさえ感じます。
信用できるソース元
私の感覚で言うと、まず、テレビの報道番組で流れてくることは絶対に正しい情報だと思っていました。どこの局とかはあまり関係なく、とにかくテレビでニュースキャスターが喋っていることは無条件で信じていました。新聞も同様で、多少の偏りはあるものの、新聞に書かれている内容は疑う余地がないほど正しいと思っていた。同じ紙媒体でも、流石に週刊誌のことは鵜呑みにはしませんでした。週刊誌はバラエティ感覚で楽しむものだと思っていたからです。
ネット関連では、ニュースサイトに書かれている記事は新聞同様に正しいと思っていました。YouTubeでもニュース報道は正しい報道と解釈しました。SNS等も、たくさんの人が同じことを言っていれば、きっとこのことは真実なのだと考えました。ただし、5ちゃんねるなどの掲示板に書かれていることは週刊誌同様にバラエティだと考え、偽りだらけだと思っていました。
大体にして、私の情報収集から得る感覚はこんな感じであり、情報の信用度で言うと、新聞 >= テレビニュース > ネット記事 >>>>SNS類、といった感じです。しかし、どうやらこの感覚は、現代社会ではもう通用しないのかもしれません。
オールメディア
新聞社やテレビ局の1社が、時には間違った記事や報道をすることもあるでしょう。まさか、各社一斉に誤情報を流すことなど考えられない。しかし、そうでもなくなってきたようです。
これは、今まででは考えられないことだったし、絶対にあってはならないことであったはずです。だが、最近では普通に有り得てしまいます。そして、私的にはあまり信用していないSNSなどのネットからの情報の方が、正確であることもあるのだから驚きです。
こんな状況になってしまった(既になっていた?)メディアが、「オールドメディア」と言われています。誰が言い出したのかわかりませんが、「オールドメディア」と呼ばれるようになってしまいました。実に的を射た造語だと思います。
もはや、新聞やテレビという媒体は古いものになってしまったのでしょうか……
だからと言って、ネットからの情報が常に真実とは限りません。当然です。あらゆる人が情報を発信している媒体なのだから、すべて鵜呑みになどできません。特に最近はAIを使った偽り画像や音声も容易に作れるので、いくらでも人を騙すことができるのです。
True? or False?
オールドメディアは平気で間違った情報を流すし、ネット関連も偽り情報が蔓延しています。では、我々はどこからの情報を信用すればいいのでしょうか🧐
結論から言えば、それぞれで気に入っているところから情報を拾ってくればいいと思います。しかし、そこで気をつけなければならないのは、取得した情報は「事実」であっても、必ずしも「真実」であるとは限らないということです。たとえば、政治家や芸能人が不倫をしているという報道があり、この人物はとんでもなく女癖が悪い酷い奴だという報道も追加された場合、単純にすべてを信じてしまうのは早計です。不倫をしたという「事実」はあっても、本当に酷い奴なのかどうかは怪しむべきであると思います。真実かどうかよりも、世間のムードに乗って、それらしいことを報道するのがオールドメディアだからです。発行部数、視聴率がすべてなのでしょう。嘆かわしい😭
自分で調べる時代
もちろん、全てのニュースを疑ってかかっていたらきりがありません。報道から得たものは、取り敢えず「事実」と受け止めていよう。その中で、どうも怪しい……納得できないというものがあったら、自分で「真実」を調べればいい。それこそ、SNSからでも、自分が絶対の信用を置いているYouTuberからでも、いくらでも調べることができます。要するに、これからの時代は、自分で正しい情報を積極的に探す時代なのだと感じます。一見面倒くさそうではありますが、人任せではなく自ら能動的に調べに行く姿勢はいいことであると思います。
「事実」と「真実」は似て非なるものです。
何が正しくて何が間違っているのか、周りに流されずに冷静に判断して、事実から真実を導き出しましょう。
かしこ
コメント