今回は結婚生活のいいところ、既婚者ならではのメリットを語ろうと思います。すべて、わたしの結婚生活26年の経験と、56歳男性からの視点からの語りになります。
わたしは20代初めの頃、「20代のうちに結婚したい」という漠然とした結婚願望を持っていました。女性とは何人か付き合いましたが、20代後半からはそういった縁もなく、どうしたものかと思ってました。わたしの両親も、わたしには結婚がしてもらいたいと思っていて、大きな会社で働いている近所の方に相談し、その方の紹介で、会社で働いているある女性を紹介してもらいました。その女性が今の妻です。今思い返してみると、川の流れのようにスイスイ進んで結婚する運びとなり、そして養子入りして今日に至ります。まるで、すべては初めから決まっていたかのような流れです。
まず何と言っても、結婚して良かったことは家庭を持てたことです。我が家は、おかげさまで二人の子供授かり、わたしと妻と長男と長女の4人家族です。家庭があると何がいいのか❓
一つ屋根の下でワイワイ
賑やかなのがいいです。仕事から帰ってきて、妻がいて息子たちがいる。ワイワイガヤガヤとしていることが、それだけで楽しいです。そして、仕事の疲れを癒してくれます。もし、今、独身だったらと思うとゾッとします。仕事から帰って玄関ドアを開けても、そこには誰もいない‥‥。寂しいですし怖いです。
子供が可愛い
これは、結婚して子供が生まれた場合のみのメリットですが、子供がかわいいです。わたしは子供は好きな方ではないのですが、それでも、我が子は本当にかわいいです。まあ、小さい頃だけですが😆
子供の成長が楽しめる
そして、子供が成長していく過程を楽しめます。幼稚園から小学校へ、中学校から高校へ、そして大学、社会人へと成長していきます。身体も大きくなるに従って精神も徐々に大人になっていきます。いつの間にか、一丁前の口をきくようになって驚愕することもあります。こんなときに感じます、「大人になったんだな」と。寂しいようで嬉しいことでもあります。そして忘れてはならないのが、卒業式と入学式です。このイベントは、親としてとても嬉しいものです😂
旅行が楽しい
別に独身であっても友人などと旅行は行けますし、一人旅もいいものでしょう。しかし、家族旅行というのは別格でいいものです。わたしも家族旅行をそれなりにしてきましたが、一つ一つの旅行の思い出は宝だと思ってます。社員旅行や友人と行く旅行では、どうしても気を使う場面がありますが、家族旅行では、気を使う場面などありません。だって、家族ですから。
記念日を祝える
家族それぞれの誕生日、そして結婚記念日などを家庭で祝えます。我が家は4人家族ですから、少なくとも年に5回の祝い事があります。家族の誕生日を祝うのはもちろんのこと、自身の誕生日を祝ってもらうのも本当に嬉しいものです😄。もしも、この歳で独身だったら、誰も祝ってくれません。一人でケーキなんて食べたくないです。
季節行事が楽しい
お正月から始まって、節分・ひな祭り・花見・ゴールデンウィーク・七夕・夏祭り・お盆・ハロウィン・クリスマス、そして大晦日と、年間でたくさんのイベントがありますが、やはり、家庭があるからこその楽しさは絶対にあります。正月を笑顔で家族で迎える、大晦日は、今年も一年が無事に終わったことに家族で感謝する。クリスマスなどは、息子たちが年頃になると一緒には過ごさなくなりますが、それでも、中心は家庭であると感じます。
病気した時の安心感
病気をして寝込んだときに、看病をしてくれる人が同じ家に居るか居ないかでは、天地の差があります。たとえ単なる風邪程度であっても、高熱が出るとかなり辛いですし、消化の良いものを作ってもらったり、薬を買ってきてもらうだけでも、本当に助かります。何より、家族がいてくれるという安心感があります。辛いときにこそ、家庭があることに改めて感謝できます。
人とも関わり合いが深まる
妻が幼稚園仲間と仲良くなって、わたしも一緒に飲み会に参加したことがあります。また、わたしの兄も家庭があるので、兄の家庭と一緒にお正月パーティーを開いたり、旅行に行ったこともあります。そして、息子の彼女とも仲良くなって、色々な話をしています。これらの人との交流の輪は、家庭あってのものであると思います。家庭がハブになって、自分の交流関係も広がっていると感じます。やはり、家庭は有難い存在です。
家系の存続
これも、子供を授かった場合のみのケースですが、子供がいることで、とりあえずは、次の代へのバトンタッチができる喜びと安心感が生まれます。わたしの家系は江戸時代が続いているので、家庭伝統を紡ぐ責任があります(だから養子に迎えられたのですが)。やはり、できることなら自分の家系は途切れないように、子孫を残したいものです。孫までは現時点ではわかりませんが、子供がいることで次に繋げられたことは僥倖です。これも、家庭を持てて本当に良かったと思える大切なことです。
苦労を共に乗り越える
家庭を存続させるためには、夫婦が仲良くなくてはいけません。夫婦が仲良くする秘訣は、お互いに感謝することです。夫は妻に、妻は夫に感謝の心があれば、間違いなく家庭はうまく回ると思います。もちろん、ときには家庭内で苦労する事もありますが、一つ一つ力を合わせて乗り越えていくことも、振り返ってみれば、喜びであり、また、楽しさでもあったと感じます。
既婚者はいいものです
まだまだ、細かく探せば、結婚して家庭を持つことのメリットはたくさんあると思いますが、わたしが感じる大きなメリットを書き出しました。もちろん、人それぞれにより、結婚することがすべて良いことではなく、逆にデメリットになってしまうこともあるでしょう。そのデメリットを避けるために、結婚して既婚者になれるのに、あえてならない人が多くいるのは、個人的に残念に感じます。家庭を持つことでしか味わえないメリット、幸せがたくさんあることを、思い描いてもらいたいですね。
かしこ
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