本日、TOHOシネマズ 市川コルトンプラザで、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』を観てきたので、感想を述べたいと思います。ネタバレはかなりあるので、これから観る予定の方はここでページを閉じてください。
以前に、テレビ放映版をサブスクで観たのですが、内容はかなりぼんやりとしか覚えてないので、しっかりともう一度見直してから映画を観ようと思ってました。そして今日、特に用事もなかったので観に行くことにしました。市川コルトンプラザに映画を観に行くときは、上映開始時間の1時間前に家を出ることにしています。車で行くのですが、少し早めに家を出ないと上映に間に合わなくなってしまうからです。今回も、1時間前に出たのですが、道がいつもと違って空いていたので予定よりかなり早く着きました。まあ、ギリギリに到着して慌ただしくするよりはいいでしょう。
公開から1週間くらいですが、空席はちらほらありました。やはり、こないだ観に行った『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』ほどの人気はないようです。まあ、鬼滅の刃の人気はかなり異常なので、「チェンソーマン」ならこれくらいですかね。ただ、私は『チェンソーマン』がかなり好きです。少年ジャンプに連載されている漫画とは思えないグロテスクなシーンや、少々お色気要素もあり、主人公のデンジくんのあっけらかんとした性格が好きです。ストーリーも先が気になるので、どんどんチェンソーマンの世界観に引き込まれます。そして、謎の上司、マキマさんはとても魅力的なキャラクターです。
今回のこの映画は、チェンソーマンならではのアクションシーンが存分に楽しめました。とくに、デンジくんがサメの魔人・ビームに跨って悪魔と戦うシーンは、チェンソーマンらしいはちゃめちゃぶりがあって良かったです。そして、この映画のタイトルにもなっている「レゼ」は、今回の主役と言えるでしょう。観ていて、おそらくこの子は悪魔なのだろうとは予測できましたが、まさにその通りの展開となりました。登場当初は、デンジくんに恋心がある女の子ですが、案の定チェンソーマンの心臓を狙う銃の悪魔の一派でした。悪魔に変身しても頭だけが悪魔になり、体は人間のままで、なんだか可愛い感じの悪魔です。しかし、その強さはかなりのもので、デンジくんをどんどん追い詰めていきます。もう一体の『台風の悪魔』は、図体はデカかったが、なんだか存在感が薄かったと思います。
その他のキャラでは、今回デンジくんとパートナーを組んだサメの魔人・ビームもとてもいい奴で、デンジくんを助けます。早川アキももちろん活躍し、マキマさんは相変わらず魅力的で、ラストシーンで登場するマキマさんはとても謎めいていて、マキマさんファンは必見です。今回はパワーちゃんの活躍はありませんでしたが、最後の最後で登場して嬉しかったです。パワーちゃんも魅力がありますからね。
今回の映画でいいなと感じたのは、一つのエピソードとして綺麗に完結しているところです。昨今のアニメものは、次回への伏線をちら見せして終幕するものが多いのですが、今回の『チェンソーマン レゼ篇』ではそういったものはありませんでした。もちろん、これからのストーリーも気になりますが、ひとつの映画作品として完結しているところは、個人的には好印象です。
この次の展開は、テレビ放送になるのでしょうか?それとも映画なのでしょうか?とても気になります。いずれにせよ、なるべく早く観たいです。
かしこ
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