本日、2025年のメージャーリーグにおけるレギュラーシーズンが終了しました。我がニューヨーク・ヤンキースは、最後まで頑張りましたが残念ながら地区優勝は逃し、順位は2位となりました。おしかった、非常に惜しかったです。
9月の頭で、アメリカンリーグ・イースト地区で首位トロント・ブルージェイズに3ゲーム差をつけられ2位でした。たかが3ゲーム差、されど3ゲーム差、野球では残り1ヶ月のレギュラーシーズンで3ゲーム差は結構響くのです。ほとんどのケースで1位のチームが首位を守り優勝します。これは、日本のプロ野球でも同じでしょう。なので、2位のチームが逆転するのは稀です。しかし、この9月のヤンキースはとてつもなく強かったので、3ゲーム差を縮めてついにゲーム差なしになりました。しかし、このようにゲーム差がなく並んだ場合は、「直接対決で勝利数が多い方を優位とする」とされているので、今シーズンは、ヤンキースはブルージェイズに負け越しているので、首位はブルージェイズとなり、ヤンキースは2位となります。非常に残念です。
9月の猛攻
9月のヤンキースの成績は17勝7敗、勝率 .708でした。首位奪回に向けて9月は猛然と戦い抜きました。先発投手陣も頑張りましたし、中継ぎと抑えもそこそこ安定していたと思います。なんと言っても、打撃陣の爆発力が凄かった。とにかく早い回から点数を重ねて、相手チームに試合を諦めさせる展開が多かったような気がします。9月のヤンキースだけを見れば、近年では一番強いヤンキースであったと思います。これぞ王者ヤンキースと言った感じでしたね。「これはもしかしたら逆転優勝あるぞ」——この1週間くらいはワクワクしていました。しかし、相手あってのことなので、ブルージェイズも勝ち続けたので逆転には至りませんでした。
しかし、レギュラーシーズンの最終戦まで優勝がもつれたのは、今年が初めてだと思います。そう思えば、実に楽しい9月でした。大抵の場合、9月にはそんなに熱い試合はありませんから、ヤンキース・ファンとして得した気持ちです。
振り返ってみれば
今年もロケットスタートを切り、4月、5月は素晴らしい成績でしたが、そのあとが少々よろしくなかったです。夏場に強いヤンキースというイメージがありますが、今年は負けが目立ちました。ここでもう少し勝ち星を取っていれば結果は変わっていたかもしれません。結果的には、ブルージェイズよりももう一試合勝っておけば勝率で優勝できたわけですから、勝てる試合は確実に勝つことがいかに大事かということを、今回の件で痛感しました。
さて、地区優勝はなりませんでしたがポストシーズンには当然出場です。まずは、ワイルドカードシリーズで勝ち上がらなければなりませんが、今のヤンキースの強さであれば負けることはないと思います。それでも、相手がボストン・レッドソックスだけに油断大敵です。いまからワクワクです。
かしこ
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