読書に拘りはいらない 〜書店の紙の書籍・中古の紙の書籍・電子書籍 なんでも読んで自分に取り込もう〜

3. 日常生活

 読書好きの私はこだわりを捨てました。今までは電子書籍でのみ本を購入してきましたが、これからは、紙の書籍も購入していくことにしました。今回は、この心変わりについて語りたいと思います。

電子書籍の良さについて

 私が紙の書籍は購入せず、ほぼほぼ電子書籍一本に絞って購入してきたのには以下の理由があります。

・どんなに本を購入しても場所を取らない

これは電子書籍ならではの最大のメリットです。電子書籍はデジタルデータなのでスペースという概念がありません。よって、何千冊の本を所有しても何の問題もありません。

・すべての書籍を持ち歩ける

普段持ち歩いているスマートフォンがあれば、所有している本をいつでも読めます。すべての本を端末にダウンロードしておく必要もありません。必要になった本だけをダウンロードすればいいので、とても快適です。

・気になる本がいつでも買える

紙の書籍であれば、書店に出向いて買うか、または、ネットで注文しなければなりません。いずれにせよ、読みたくなったときに今すぐ読むということはできません。しかし、電子書籍であれば、たとえ夜中であっても購入できますし、在庫の有無の問題もありません。

・古い本でもラインナップされている

書店では限られたスペースに本が陳列されているので、古い本や不人気の本まですべてカバーすることはできません。これは、ネットショップでも同様です。しかし、電子書籍であれば、もう増刷されてない本も電子化してある本であればラインナップされています。これは特にコミックでは顕著です。

・本を読みながら辞書がひける

読書していると、どうしても読めない漢字や意味がわからない言葉に出くわすことがあります。紙の本で、読めない漢字があってもわざわざ調べるのは面倒です。しかし、電子書籍であれば、タッチ操作だけで調べることが容易です。なのでしっかりと調べられます。

・本が汚れることがない

紙の書籍だと、経年劣化して紙が傷んだり変色してきます。さらに、コーヒー等をこぼしてしまい汚してしまうこともよくあります。しかし、電子書籍であれば、これらの心配はまったくありません。いつまでも、きれいな状態を保っています。

・セールやポイント還元がある

紙の書籍は中古本でない限り、基本的には定価販売です。しかし、電子書籍であれば、定期的にセールやポイント還元などによって、お得に購入することができます。

 およそ、これらの理由によって紙の本を避けて電子書籍を中心に本を購入してきました。この中でも、電子書籍であれば本をしまうスペースを考えなくていいのは、とても便利な要素です。私の部屋にも小さな書棚はありますが、どんどん本を購入していけば、あっという間に埋まってしまうでしょう。なので、電子書籍によって無限の本棚を手にした感覚は壮観です。

紙の書籍の重み

 しかしながら、電子書籍をiPadやKindle端末で読んでいると、どことなく虚無感を感じてしまいます。電子書籍で購入した場合、単行本であれ文庫本であれ何の違いもありません。しかし、紙の本であれば、そこには違いがあります。やはり、単行本ならではの優雅さは文庫本では味わえません。それに所有感も紙の本に軍配が上がります。電子書籍では、所詮は文字データだけですが、紙の本には実体を保有した満足感があり、重みを感じます。

紙の書籍がもたらす読書体験

 そして、肝心の読書体験としても紙の書籍の方が上質に感じます。まず、紙の本を手に取っていると、あの独特の紙の香りがして、今自分は読書をしてるという感覚になります。そして、ページを捲る動作は読書体験としては大切な要素に感じます。また、ページに栞を挟むのも紙本ならではのブックマーク方法ですね。ちなみに、電子書籍での読書は紙の書籍での読書と比べて、頭に知識が入らないとよく言われますが、私は電子書籍だからといって特別に記憶に残らないということはないです。紙でも電子でも、同じように時が経てば忘れてしまいます。

紙の書籍の価値

 さて、久しぶりに本を買いに書店に出向きました。特定の本を買う目的ではなく、店内を練り歩いて気になった本を手にするスタンスです。このとき感じたのは「書店で本を選ぶのは、とても楽しい時間」という思いです。私は元々書店が好きで、学生の頃もよく書店に足を運んでました(だが、図書館は苦手でした。)。書店にいるだけでもなんか楽しいし、それになんか落ち着く空間なので、別に本を買う予定がなくてもふらっと立ち寄ることがありました。しかし、いつの間にか電子書籍にこだわるようになってしまい、この楽しい時間を、自ら奪い去っていたことに気づきました。これはリアル書店ならではの感覚で、決してネットショップでは味わえません。これだけでも、紙の書籍をまた読むことにした価値がありました。

 紙の書籍をこれから購入していくことを決めてから、まずは、部屋の本棚の整理と掃除をしました。小さい本棚ですが、紙の本はもう買わないと決めてから上段の2段には小物や写真を飾っていましたが、それらを全部どかして、溜まりの溜まっていた埃をきれいに掃除しました。これでざっと、文庫本ならば70冊くらいなら納まりそうです。今回はとりあえず5冊購入してきたので、面陳で書棚に飾りました。これから、この書棚がいろんな本で埋まると思うと、なんだかワクワクして嬉しい気持ちになりました。

要らなくなったら処分

 なぜ、紙の書籍をまた買うようにしたかというと、物理的な紙の本で読書をしたいからという思いもありましたが、一番の理由は、本を読んだ後にメモをするクセが身についたからです。どういうことかというと、読んでいて気になった箇所や学びを感じた箇所に傍線を引き、それを読了した後にデジタルメモを記していくという作業です。こうすることによって、一度読んだ本の内容をあらかたまとめておくことができ、後で振り返ることもできるのです。このメモがあれば、読み終わった本を後生大事に保持する必要がなくなったのです。つまり、本棚のキャパシティがいっぱいになったら、要らなくなった本を売るなりして処分していけば良いのです。これで紙の書籍の物理的な欠点を取り除くことができます。もっとも、自分が本当に気に入った本は手放しませんが。

 潔癖症の私としては、書店で購入した本に傍線を引いたり書き込みをするのは、ちょっと気が引けます。買取をしてもらうときに不利になりそうでもあります。なので、わたしは気になった箇所に付箋を貼ることにしました。付箋であれば、読了後にメモ取りをして必要なくなれば簡単に剥がせますし、紙を汚したり痛めることも皆無です。ただ、電子書籍からメモを取るのはコピペできるので楽ですが、紙の書籍は少々手間がかかりますね。

拘ると損をする

 しかし、これからは本をすべて紙の書籍で買うぞーー!とは考えてません。これからは、紙の書籍も電子書籍も購入していきます。さらには、新品の紙の本だけに拘らずに中古本も購入していこうと思います。ときには図書館で借りてくるのも良いかもしれません。どんな形であれ、本を読むということは自分自身のためであり、貴重な人生経験のひとつなのです。ですから、なんか縛りを自分に課してしまうのは、もったいないと気づきました。紙の本で紙の材質を味わいながら読むのも良し、電子書籍の手軽さを重視して読むのも良し、中古本屋さんでまとめ買いして満足するも良しです。ときには、積読を楽しむのも良いかもしれません。いずれにせよ、つまらない拘りは己の価値観を狭めて、自ら人生をつまらなくすることになりかねません。

 さあ、これから読書の大海原へ旅立とう!

かしこ

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