愛車に感謝の気持ちでさよならを

愛車ロードスターNB8 1. 解脱の教え

私は現在ミニクーパーを乗っておりますが、以前はマツダロードスターを乗っていました。
その時に不思議な体験をしたので、今回はそれを語ります。

16年間乗った真っ赤なロードスター

いつもポリマーを掛けて綺麗にしていたので、16年間経ってもこの艶。
16年間本当に楽しませてもらいました。ありがとう!

2018年の春、16年間乗った愛車であるNB8ロードスターをついに手放す事にしました。

ロードスターの魅力は何と言ってもオープンカーということです。そして自分と車の一体感のフィーリングはまさの人馬一体。走るのが本当に楽しい車でした。しかし、さすがにそろそろ新車を乗りたくなり、ミニクーパーのコンバーチブルを買うことを決め、ロードスターを下取りに出す事にしました。

ミニクーパー購入の契約をした後も、ロードスターには今までと変わらぬ愛情を持ち、走り、そして洗車ワックス掛け等のメンテナンスも怠らず大切にしていました。
しかし、いよいよミニクーパーの納車前日になると、さすがに新車が楽しみになり、ロードスターのことは完全に頭から忘れてしまいました。

棚からエヴァ2号機が落ちていて‥‥

本棚から落ちていたエヴァ2号機のプラモデル(真ん中)とアスカのフィギア(左)

新世紀エヴァンゲリオンが大好きだった私は、真っ赤なロードスターを購入した当初に「エヴァンゲリオン2号機」と心の中で命名していました😅
出発する時も「エヴァ2号機、発進!」といってました😅😅(30代の頃なんで、見逃してくれよ♪)

明日、いよいよミニクーパーの納車だ!と喜んでいた夜のことです。
自分の部屋に入ると、本棚に飾ってあったエヴァ2号機のプラモデルとアスカのフィギアが床に落ちていました。それも落ちてからバウンドしたのか、本棚から少し離れたところに転がってました。この日は地震など起きてませんし、家族に聞いてみても弄るどころか、誰も私の部屋に入ってすらいないということでした。
こんなこと今までなかったので、どうしてだろうと不思議に感じました‥‥🤔

この時ハッと胸に浮かびました。
明日でお別れになってしまう、長いこと相棒だったロードスターが「寂しがっている」と。
私は早速天茶を沸かして作ってもらい、「16年間、乗らせてもらって有難う、今まで有難う」と感謝の言葉をかけながら、ロードスターの4本のタイヤと車の上から天茶を掛けました。

この時、本当にロードスターに対して、感謝の気持ちでいっぱいになりました😭

愛車には心がある

さよならロードスター。こんにちはミニクーパー

「そんなの単なる偶然だ」と言われる方もいるでしょうが、偶然にしてはあまりにも出来すぎてます。
まず、今まで本棚から自然に落ちたことが一度もなく、この日は地震は起きていないし、誰も弄ってない。とすると、何らかのショックでプラモデルとフィギアが落下したのでしょうが、プラモデルはともかく、フィギアの方は棚の中程に置いてあるので、何かの力を加えないと落ちる筈が無いのです。それに加えて、ロードスターを手放す前夜にこんなことが起きるなんて、どう考えても偶然では片付けられません。

私はこの体験から、自分が長い間愛情を注いでいた物、とても大切にしていた物には、もしかしたら魂が宿るのではないかと考える様になりました。
ましてやロードスターは毎日の様に乗っていたし、とても大切にしていましたから、きっと、車が供養を求めてきたのだと思います。

生きていない「物」であっても、手放す時が来たら「今までありがとう」という感謝の気持ちを捧げると、きっと「物」も喜ぶと思います。

かしこ

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