三聖地巡拝錬成2022夏

2022三聖地巡拝錬成 1. 解脱の教え

今年は久しぶりに三聖地巡拝錬成が開催されました。
私は行けませんでしたが、息子が参加させて頂きました。今回はこれについて語ります。

天候に恵まれて

涼しげな五十鈴川

今年は8月5日(金)夜から8月7日(日)の行程で行われました。
東京第一教区としては、バス一台での参加です。当然例年よりも、かなり参加人数が少ないですがコロナ禍を考慮すれば、それでもバス1台分の人数が参加できたことに感謝です。

私はコロナよりも、今年の夏は酷暑であるため、参加者の熱中症等の体調不良が出ないかをすごく心配していました。
しかし、伊勢市は雨曇りであったので、暑さにやられることなく参拝ができた様です。
私も何十回と参加してきましたが、天候が朝から晴天の時と、今回の様に曇り空と時とでは、その辛さが段違いです。今回はこの天候で良かったのではないでしょうか。

息子の話では、伊勢神宮に着くまでは雨が降っていて、参拝中は雨が止んでいたそうです。そして、参拝後にまた雨が降ってきたそうです。本人はとても不思議がっていました。
似た様な体験を私も何度か経験したことがあります。また、昔に父から聞いた、春の三聖地巡拝での似た様な体験を思い出しました。
実際に、こういう摩訶不思議な体験させていただくことは、実にありがたいことだと思います。

空が大きい橿原神宮

橿原神宮でも厳しい日差しはなく

橿原神宮参拝の時も、厳しい日差しはなかったようです。
私の経験上、晴天下だと橿原神宮での参拝が一番キツいと思います。参拝時刻も昼過ぎなので、晴れていれば一番暑い時刻なのかもしれません。そして、橿原神宮の空はとても大きく感じます。

昔の三聖地巡拝錬成では、外拝殿の門をくぐり内拝殿にて、炎天下で整列して参拝していました。参拝時間もそれなりに掛かりましたから結構大変でした。でも、不思議と昔は倒れる様な人はほとんどいませんでしたね。やはり今とは暑さが違っていたからでしょうか。
しかし、近年では、内拝殿の廻廊での参拝になりました。直射日光は避けれるものの、それでも密集してますからかなり暑いですけどね。

しかし、今回は天候も味方してくれて、さらにコロナ禍を考慮した簡素な参拝方針だった様で(神主様の話もカット)とてもスムーズに集団参拝ができた様です。

休息も大事

地味ながらも美味しそうな夕飯。

橿原神宮の参拝も無事終えて一同旅館へ。

近年はずっと同じ旅館を利用していましたが、今回はいつもと違う旅館を利用した様です。
料理は前回より今回の方が良かったとのこと。写真で見ても確かに美味しそうです。
ただ、浴場は前回の旅館の方が大きくて、今回のは小さかったとのこと。う〜ん一長一短かな。

三聖地巡拝錬成は旅行じゃないので、旅館の施設がーー!とか、料理がーー!とか言っちゃいけないんでしょうが、まあ、若い青年部員がメインである三聖地巡拝錬成では、多少はそういう楽しみもあっていいんじゃないかと、個人的には思いますがね。ちなみに私が10代の頃に三聖地巡拝錬成で利用した旅館は、今よりもいい旅館だったと記憶してます。

毎回、食事後に一室に集まってレクリエーションを開催するのですが、今回はコロナ禍を意識してか、そもそも、大勢が集まれる宴会場が確保できなかったのか分かりませんけど、無かったとのこと。
正直、旅館について風呂入って夕飯食べ終えると、1日の疲れがどっと出るので(ほとんど前日は寝れませんから)休息ができた今回も、これはこれで良かったのでないでしょうか。
あと、お酒も今回は完全にNGだったようですが、今のコロナ禍であれば当然でしょうね。

青空の様な笑顔で

いよいよ御寺泉涌寺。最終日は晴天なり

さて、最終日は晴天なり。
一同御寺泉涌寺へ。

晴天下ではあった様ですが、特に体調不良者も出ることなく無事に参拝行事を遂行できた様です。よかったよかった😌

そして、三聖地巡拝錬成のクライマックスである金剛様が待つ解脱金剛宝塔へ。
私はいつも、こちらに行くと、金剛様が笑顔で参加者を出迎えされているかの様な感覚になります。なんとも言えない「感謝」の気持ちが胸の奥から湧いてきますし、涙が出てきます。この感覚は、きっと、参拝された方なら分かってもらえると思います。

私は、解脱金剛宝塔前で隣の人と肩を組んで、歌を歌う行事が大好きなんです。なんだか皆と一体となり勇ましくなる様な、とても嬉しい気持ちになるんですよね。今回はコロナ禍を考慮して肩は組まず歌だけ歌ったそうですが、しかたないか。

参拝後、参加者全員で記念写真を撮ったようですが、その写真を見るに、みんなとても良い笑顔をしています。(プライベート写真なのでここにはアップしませんが)なので、今回の三聖地巡拝錬成は、参加者各自にとって、とても実りある巡拝ができたのではないでしょうか。

よかったよかった😌

ご苦労様でした。そして、また‥‥

お土産は、やっぱり八つ橋だっちゃ!

全ての巡拝行事を終えて一同東京へ。
毎回のことなのですが、帰りは大渋滞に巻き込まれます。一番酷かった年は、東京道場に着いたのが夜中の1時になってしまったこともありました。(電車無いからタクシーで帰宅した)
なので、帰りのバスは「バスレク」がとても重要になります。昨今はスマホがあるからまだいいですが、昔はそんなの無かったのでバスレクがないと退屈地獄でした。
解脱会青年部によるバスレクは、本当にクオリティ高いです。子供から大人まで楽しめる内容盛り沢山で楽しませてくれます。毎度のことながら、感謝感謝です。

今回はほとんど渋滞に遭うことなく、スムーズに東京に戻れたので、なんと8時前に東京道場に到着できたとのこと。驚きです😵
今回は最後まで良い運びを頂けた三聖地巡拝錬成だったのではないでしょうか。きっと、コロナ禍に負けず、猛暑にも負けず、青年部皆が心一つにしてこの行事を遂行できたからだと思います。
そして、各支部の方々の思い遣りと、三聖地巡拝錬成の無事完遂祈願の供養が陰ながら支えさせて頂いた結果だと思います。
よかったよかった😌

息子がお土産に買ってきた八橋を齧りながら、あれこれと感想を聞きました。
全体を通してとても良い三聖地巡拝錬成だったようで、話を聞いてると、まるで私も一緒に参加したかの様な不思議な気持ちになりました。

私は今まで、自分の身内や支部の同じ班の人がこの三聖地巡拝錬成に参加して、自分が行かないという経験は一度もありませんでしたが、今回初めて自分が見送る立場をとりました。
見送る者も、参加者をただ単に見送るだけじゃなく、支部の代表として、また、自分の家族や先祖の代表として送り出す事が大事なんだと、勉強させてもらいました。
「そろそろ伊勢神宮の参拝を終えた頃か」「橿原神宮にそろそろ着く頃か、暑くて大変だろう」「バス副班長のお役目、しっかりこなしているだろうか」とリアルタイムで息子を案じましたが、この様に、その場面その場面を頭の中で想像していたので、自分も巡拝に参加している様な気持ちになれたのかもしれません。

今回の参加者は本当に若い世代だけの参加で、最年長でも40歳という事ですから、本当に意味で青年部による青年部の為の三聖地巡拝であったと思います。
真夏の三聖地巡拝錬成は暑いです。そしてハードスケジュールです。私もまだまだ若いつもりですが、任せるべきところは若者に任せるのも勉強なのかなと、考えさせらる夏の午後です。

かしこ

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