ニューヨークヤンキースが3年ぶりの地区優勝を決めました。そして、アーロン・ジャッジがヤンキース球団記録のホームラン61本に達成したので、今回はこの興奮をお届けします。
ヤンキースは地区優勝して当然
2000年代は地区優勝するのが当たり前でした。
当時のキャプテン、ジーターはレギュラーシーズンが終わると「練習試合は終わった。さあ、本番だ!」という、いかにも王者ヤンキース的な発言をしていたものです。そうなんです、ヤンキースにとって地区優勝は当たり前であり、ポストシーズンからが本当の戦いだったのです。
しかし、2009年にワールドシリーズチャンピオンになって以来、毎年の様にポストシーズンに進出していたものの、地区優勝したのは2011年、2012年、2019年のわずか3回しかありませんでした。それだけアメリカンリーグ東地区は強豪チームが多く、また、ヤンキースの戦力自体が衰退していたとも言えます。
しかし、今年のヤンキースには”強い”ヤンキースが戻ってきました。
特に、オールスターゲームまでの前半戦の強さは物凄いものがありました。投手陣はそれぞれにしっかりとした仕事をこなし、打撃陣の得点力もかなり高かったので、兎に角勝ち続けました。私は2003年からヤンキース戦を観てますが、こんなに勝ち続けるヤンキースを観たのは初めての様な気がします。
後半戦では、補強した選手が怪我をしたり、得点力の低下で苦戦をしましたが、それでも最後に盛り返して見事に優勝を勝ち取りました✨
やはりヤンキースは強くなくてはいけません。王者ヤンキースですから。
他球団のファンからしても、強いヤンキースを倒してこその勝利の喜びがあるのではないでしょうか。
今年からワイルドカードの選出方法が変わって、勝率が重視されるようになり、ややポストシーズンに進出しやすくなりましたが、やはり地区優勝をした方が絶対有利なので、ヤンキースには、今後も地区優勝が必須の覚悟でレギュラーシーズンを戦って貰いたいです。
ジャッジは新しいホームランキング
今までの私の中でのホームランキングはA.rodことアレックス・ロドリゲスでした。もちろん松井秀喜も素晴らしいホームラン打者でしたが、A.rodの放つホームランには誰にも真似できない美学があった様に思えます。
しかし、現在のMajor Leagueには新たなホームランヒーローが生まれました。アーロン・ジャッジこそ、新しいHRキングです。
それが、ニューヨーク・ヤンキースの生え抜きから生まれるなんて‥‥☄️ 驚きです。
60本塁打でベーブ・ルースの記録に並び、そして昨日の61本塁打目でロジャー・マリスに並びました。あと1本で球団新記録となります。レギュラーシーズンは残り6試合残っているので、新記録達成できると私は予想しています。
ジャッジは元々からの長距離打者で、2017年にも52本塁打を放ちホームランキングになってます。(同時に新人王も獲得)しかし、怪我の多い選手でもあり、一年を怪我なしで過ごせたシーズンが殆どなくホームラン数も落ち込んでいましたが、今年は怪我がなかったのでHRを量産できました。健康体ならHR数も年間で50本前後は普通に打ちそうなので、来年以降もホームランキングとして期待大です😆
今年末でFA権を取得しますが、当然にヤンキースはジャッジとの契約成立を目指すことになると思いますが、ジャッジ自身もヤンキースとの契約を望むでしょう。ただし、契約金は年間4000万ドルくらいまで跳ね上がることが予想されますが、ヤンキースはこれだけの契約金を提示するのかが気になるところです。
先の話は置いといて、ポストシーズンでもアーチがたくさん観れることを楽しみにしています。
かしこ
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