私はセールが大好き💕
特にネットショップのセール情報は眺めているだけでも楽しい。
しかし、そんなセールにも弊害があります。今回はこれについて語ります。
欲しくなくても買ってします
Amazonやヨドバシドットコムのネット通販が便利すぎるのでよく利用しますが、これらのネットショップでのセール情報はそんなにチェックしません。それは、たとえ安くなっている商品があったとしても、必要を感じないものを衝動的に購入することはしないからです。なぜなら、なんでもそうですが物品である以上、買えば必ずスペースを取られるので、大して欲しくもない商品を安いからと言って気軽に買ったりはしないのです。もしも、広い倉庫を持っていたとしても、私は物が嵩張っている状態が嫌いなので、やはり不必要なものは購入しないと思います。
しかし、空間を必要としない電子商品は別です。
私は主にウェブサイトでダウンロードゲームや電子書籍等のセールをチェックするのが日課になってます。これらのデジタルコンテンツは、いくら衝動買いしても空間的な圧迫を感じることはありませんから、セールで安くなっていれば購入を検討します。そして、大して欲しくもないものを買ってしまうのです。
機会損失が最大の敵
なぜ、大して欲しくもないものを買ってしまうのか❓
それは、機会損失的な考えが起きるからではないでしょうか。
50%OFFであれば半額です。通常価格の半分のお金で同じ電子商品が買えるわけです。そうなると、「今すぐ欲しいわけではないけど、かなり得をして買うことができる」と損得を意識し、更には「今買わないと将来的に損をする」という強迫観念にも似た感情になったりもします。
80〜90%OFFなんて表示を見ると、たとえプレイする気もないゲームであっても、読みたいと思わない電子書籍であっても、或いは、見る予定もない映画であっても買い物カゴに放り込んでしまいます。
これら全ての衝動は「機会損失」の影響だと私は考えます。
積み重なっていくコンテンツ
これらのデジタルコンテンツは物品とは違い、積み重なって行っても邪魔になりません。
書棚で例えれば、容量という概念が存在しない無限の書棚なので、仕舞いきれない本が部屋に落ちていて気になるということがありません。なので、どんどん買い続けてしまいます。
年に何度かのビックセール時期になると、コンテンツの消費速度よりも購入速度の方が上回ることがあります。そうなると、購入したことさえ忘れてしまい、ただひたすらに購入したコンテンツが積み上がっていきます。それはまるで、購入すること自体が目的になってしまっているかの様です。
冷静になれば、たとえ大幅な値引きであっても、利用しないコンテンツの買い物は無駄遣いでしかありません。どんなに安く手に入れようが、使わないものに価値はないのです。それでも、セールに踊らされて買い物を楽しんでしまいます。
必要なものだけを必要な時に
そこで、買い物の本来の意味に立ち返ってみようと考えてみました。
ある商品をお金を出して買うのは実にシンプルな理由で、その商品を必要とするから買うのです。
そうであるならば、必要としない、少なくとも今すぐには必要としないものをお金を出して買う必要など無いのです。
少しでも安く商品を買いたい願望はどんな人にでもあると思いますが、本当に今すぐに購入したい商品であれば、定価で買うことにさほど抵抗はないはずです。発売を一年前から待っていたゲームが発売されれば、悩むことなく即購入に踏み切り、そしてプレイして楽しむことでしょう。
このように、購入する決め手が値引きではなく、はっきりとした目的があるコンテンツだけを買うように心掛けていけば、無駄買いは一気に無くなる筈です。
発売日に定価で買った商品が半年後とかに半額セールになるこもあるかもしれませんが、それは、発売当時に自分が欲しかったから買ったわけです。なので、先行してそのコンテンツを楽しめたのですから後悔をする必要はないと思います。
そしてまた、気に入った新しいコンテンツを購入して消費していく‥‥これこそが正しい消費の仕方ではないでしょうか。
「安いから取り敢えず買っておこう」「いつか必要になるかもしれないから」等の理由からの買い物はなるべく無くしていって、自分が本当に今欲しいものだけを買うように切り替えていこうと思います。
かしこ
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