お不動様に一年の感謝

よく晴れた日曜日の午後、心地よい気候に恵まれた中、成田山新勝寺のお参りと山口家之墓のお参りに千葉県成田市に行ってきました。

京葉道路の高速道路は空いていて、自宅1時間かからずに成田山新勝寺に到着しました。特に東関道は３車線ある高速道路なのでとても快適です。ついつい速度が上がりがちになるので気をつけねばなりません。
弁財天と出世稲荷を参拝後、３時の御護摩祈祷を受けさせていただきました。
毎度お不動様でご挨拶に上がる前に、必ず弁財天様と出世稲荷様に参拝をしています。そして、御護摩祈祷の申し込みをする時間もあるので、時間には余裕を持つように毎回気をつけています。
御護摩祈祷は今年一年の感謝の心ということで、祈祷の名目は「御礼」にしました。ほぼ毎年、「御礼」で祈祷していますが、時には「身体健康」等の名目にすることもあります。

私は昔から、成田山の御護摩祈祷が大好きで、回数にすると20回以上は受けていると思います。
ご祈祷中は目を瞑り手を合わせていますが、なんとも言えない暖かい力強さを心に感じます。それはまるで、お不動様の火焔に魂が触れているかのような尊い感覚です。
ですので、護摩修行が終わると心が洗われたようなスッキリとした心地よさを感じます。

御護摩祈祷は、祈祷の申し込みをした人だけがご利益を受けるのではなく、そこに集まったすべての人々、ひいては世の中すべての人々をお不動様のお力で救済されることを祈る修行のようです。今ですと、ご祈祷前にお坊さんが新型コロナウィルスの終息の願いを言っているように聞こえます。なんて慈悲深く、そしてありがたいことでしょう。

お不動様に今年一年（少し早いですが）の御礼をよくよく申し上げました。
私、そして家族一同が今年も一年健康であったこと、これもお不動様のご加護のお陰様です。常日頃、お不動様へに感謝の心を忘れないように気をつけたいものです。

お不動様参拝後、父が生前中好きだった樽酒を買って、山口家の墓がある成田メモリアルパークに移動し、父、祖父母、父の妹、そして先祖代々のお御霊様に今年一年の御礼を伝えました。お不動様同様、霊界から我々子孫をお導きいただいてることに感謝の念を捧げました。
なかなか近いようで遠い成田市なので頻繁にはお墓参りができませんが、それでも年に2回は必ず詣でるようにしていきたいです。

毎年この時期になると、一年の御礼参りに各神仏の参拝に動きますが、決して早すぎることはありません。日にちが過ぎるのは早いもので、特に１２月になると色々慌ただしくなり時間があるようで無かったりします。過去にも、年末ギリギリになっての参拝になってしまったことがありました。
解脱金剛様は次のようなお言葉を残されています。「１１月をもって年末とせよ。」です。
私はこのお言葉を大事にしています。特に神事仏事はなるべく早いうちに動き、心に余裕を持って参拝できるようにしています。

かしこ