Homepod第二世代のオーディオスピーカーとしての実力

色はホワイトにしました。一台が結構重いです。

先日、アップル製品のHomepod第二世代を購入しました。
このスマートスピーカーは、部屋の中を音で満たすというコンセプトで、特にAppleTVで映画を観るときに音場の豊かさを楽しむのがメイン用途のようです。
アップルが力を入れているドルビーアトモスにも当然対応していて、AppleTVだけではなく、iPhone、iPad、Macでも重低音の効いた音場を楽しめるようです。

しかし、私がこのスピーカーに期待したのは、「オーディオスピーカー」としての力量です。このスピーカーは1台でもステレオ再生ができますが、2台利用にすると左右の独立したステレオスピーカーになります。この製品を紹介したYouTubeやブログ等のレビューによると、2台利用することによってオーディオスピーカーとして真価を発揮するとのことなので、迷わず2台同時購入にしました。

このHomepodをメインスピーカーにする前の環境は、アンプにTEACのAX-501、スピーカーはB&Wの707S2を使用していました。ホームオーディオとしては決して高級品ではありませんが、そこそこのシステムだったと思いますし、音質もさすがB&Wといった感じで良い音質でした。オーディオ環境をアップデートした理由は、少々707S2の音に飽きたことと、デスクのオーディオ周りを整理してスッキリさせたかったからです。このHomepodの環境に変えることによって、まずアンプが不要になり、そしてケーブル類も要らなくなるのでかなりスッキリしました😇
このスピーカーはWi-Fi環境下でのAirPlay接続により、Apple Musicのロスレス音源で聴くことができます。(ハイレゾは無理)もし、このスピーカーがBluetooth接続であったなら購入していません。ロスレス音源を無劣化で再生できることも購入を決めた大きなポイントです。

まるで映画館のサウンド

デスクトップ周りがスッキリしました、スピーカーとの接続ケーブルがないのは素晴らしいことです。

音楽鑑賞の為のオーディオスピーカーとして買いましたが、まずは映画・動画での音質のレビューを先に書きます。ドルビーアトモスをヘッドホンやイヤホンではなくスピーカーでどれくらい楽しめるものなのか‥‥
以下はMacBookProからのAirPlay接続による感想になります。

まずは、映画「トップガンマーベリック」を再生しました。フォーマットはAppleTVで購入した、4KHDR・ドルビーアトモスに対応したものです。

戦闘機の飛び立つ音がリアルに左右に展開されます。スクリーンの上に飛び立つシーンでは、本当に自分の頭上に戦闘機が飛び過ぎて行くように感じました。ジェットエンジンが点火された音もかなりリアルで、迫力満点の重低音が部屋全体に響きわたります。
環境音だけじゃなく、セリフの聴こえ方も以前のスピーカーシステムとは違う聴こえ方がしました。セリフがしっかり聴き取れるところは同じなのですが、Homepodシステムではセリフにも豊かな響きを伴いながら聴こえてくる感じです。
そう、この独特の響く音質は「まるで映画館で観ているときの音」なのです。こういうとあまりにも在り来りな表現に聞こえるかもしれませんが、これは実に凄い体験だと思いました。スピーカーを4個も5個も設置しているのなら当然の音響効果だと思いますが、この「映画館のような音」を2個のスピーカーで表現しているのですから、驚きです。これはドルビーアトモスの効果によるところも大きいのでしょう。そうはいっても、AirPodsPro2で聴くドルビーアトモス効果とは雲泥の差で、立体的な音響を本当の空間で堪能できます。ただし、自分の真横や後方から音が鳴っている感覚はありません。飽くまでも音はディスプレイ、Homepodが置いてある前方から聴こえてきます。
ただ単に重低音が効いて、音が立体的に聴こえるということだけでは無く、音質自体もかなり高音質です。映画館で体験するドルビー音響にかなり近いと感じました。これからは、ちょっとした映画は映画館にまで行かなくていいかもと考えてしまうくらい、映画館な音がします。

ドルビーアトモスには対応していないYouTubeやNetflixのアニメなども観てみましたが、やはり臨場感はかなりあります。今まではMacBookProのスピーカーで聴いて観てましたが、Homepodでの視聴の方が断然楽しく視聴できます。
映画も含め動画鑑賞は、大きくて綺麗なディスプレイで鑑賞するのが至高でしょうが、音響もとても大事な要素だということを改めて認識しました。これからは動画視聴がより一層楽しくなりそうです😆

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