2022年の10月に、京都市立西京高校の生徒らが沖縄で実施したフィールドワークの中で、米軍キャンプ瑞慶覧(フォスター)内のクバサキハイスクールでエアガンを用いた射撃体験をしたことについて、語りたいと思います。
事前の確認は必要
西京高校の生徒が、沖縄の文化を体験するためにの修学旅行で、フィールドワークを実施した。
問題になったのは、JROTC(予備役将校訓練過程)を選択した生徒六名がエアガンを使った射撃訓練をしたことについてだ。
京都市教育委員会としては、「同世代が何を学んで何を感じているのかという多角的な見方・考え方を身に付けられた点で意義があった」と説明した。しかし、琉大大学教育センターの教授は、沖縄での射撃体験とフィールドワークの目的とのずれがあると指摘し「射撃体験の教育的意義が不明瞭」との見解示した。
京都市教育委員会のミスは射撃訓練が実施されることを西京高校に伝えていなかったことだ。
米軍の管理下でのエアガンを使った射撃訓練自体は、さほど危険なことではなかっただろうが、これについては、事前に実施内容を確認し伝達しておくべきだったと思う。JROTCの性質上、米軍側にプログラムを任せっきりにしたのは正しい判断とはいえないだろう。
大変失礼な発言
私が納得いかないのは、射撃体験の実施に対して「人を殺すための道具を扱うことへの罪悪感を持つ子もいる」と言った識者の意見だ。
今回は米軍内でのことだが、日本の自衛隊も当然に射撃訓練をしているし、交番のお巡りさんですら訓練している。射撃は決して人を殺すために行なっているわけではない。日本国に於いて、銃を扱うその意味合いは「防衛能力向上」と「抑止力」の為であるはずだ。それを、「人を殺すための〜」と発言した識者は何を考えているのか理解不能だ。そもそも、今回使用したのは訓練用のエアガンである。エアガンで人を殺せますか?
この発言は、日夜、日本国防衛のために射撃訓練を積んでいる自衛隊等に対してたいへん失礼なものだ。
「識者」を辞書で引くと、「物事の事情に通じ、正しい判断力のある人」とある。
そんな人がこんな馬鹿な発言するなんて、いったい何なんだ🤔
かしこ
コメント