親が間違えると、子も間違える。

親が間違えると子供の間違える。 1. 解脱の教え
「親が間違えると、子も間違えるからなぁ」

 まずは、2月下旬に娘の大学不合格が決定しました。
残念に思い落ち込んでいましたが気持ちを改め、3月上旬に御霊地に出向き大学受験の結果をご報告し、感謝の心で参拝させていただきました。天神地祇大神から順番に参拝し、解脱金剛五輪宝塔を参拝し次に富士浅間両龍王神での参拝をし終わった時のことです。解脱金剛五輪宝塔の方角から「親が間違えると、子も間違えるからなぁ〜」というお言葉聞こえました。聞こえたといっても耳から聞こえたのではなく、頭の中で聞こえた様な感覚です。その時「この声は金剛様のお声だ!」と感じハッとしました。私は金剛様から勉強をいただけたんだと歓喜しました。
しかし、この時は、このお言葉の真意が分からず、御霊地からの帰り道中でもあれこれと思い当たる節を考えてみましたが、分からずじまいでした。
そして、御霊地参りの数日後に息子の留年の通知を受けたのです。

関連記事
子を責める前に自己反省を

 娘は進学できませんでしたが、息子はなんとか大学を卒業し、この春に新社会人になって欲しいと願望を持っていましたので、大学留年の知らせを受けて更なるショックを受けました。
しかし、この時になってようやく「親が間違えると、子も間違えるからなぁ〜」のお言葉から自分の至らなさを気付かせていただきました。それは、自分の青年時代の不徳についてです。
 私は大学を出ていませんが、大学進学を目指して二年間浪人をしていた時期がありました。浪人中は予備校に通いつつアルバイトもしていたのですが、やがて受験勉強をすることよりもアルバイトをすることに気持ちが傾いてしまいました。そうなってくると、受験生としての本分を忘れ、また、受験勉強の辛さから逃れるためにアルバイトに精を出す様になってしまい、結果、大学受験に失敗してしまったのです。
安くはない予備校の受講料・電車賃等は、アルバイトで稼いだお金で自分で少しは賄っていたとはいえ、ほぼほぼ両親から出してもらっていました。それなのに自分で大学受験を放棄してしまったのです。両親の思いを無にしてしまったのです。今思い返せば何という親不孝者でしょうか、とても恥ずかしく思います。
 この春の息子の留年にせよ、娘の不合格にせよ、子供たちを責めることはできません。私自身が青年時代に、もっと大きな間違いを犯していたのですから。私の青年時代の不徳を思えば、今回の子供達の失敗など大したことはなく、些細なことと思える程です。
 この度頂いお言葉「親が間違えると、子も間違える」からしっかりと勉強させていただき、そして自己反省をさせていただきます。
御霊地・氏神様にて、不徳のあった事を気付かせて頂いたお礼を申し上げ、青年時代の親不孝を真剣にお詫びさせていただく所存であります。

かしこ

コメント

タイトルとURLをコピーしました