祖母の三十三回忌

3. 日常生活

先日の4月29日の土曜日に、祖母の三十三回忌の法要が行われました。

二十数年前、私が松原家の養子になった時には、すでに逝去されていましたので、私は松原家の祖母とは面識がありません。聞くところによると、とても気丈な方だったそうです。そして、とても働き者であったとのことです。69歳で人生を閉じたそうですが、我々子孫にたくさんの教訓を残してくれたのではないかと思います。

しかし、三十三回忌ですか‥‥
いやはや松原家はとても素晴らしい家系であると、改めて感じました。
なかなか三十三回忌の法要をする家はありませんからね。私の生家である山口家では、とてもそこまでやらないと思います。
一般的には、三十三回忌をもって弔い上げとすることが多いそうです。おそらくですが、故人の子供がすでに亡くなっていて、子孫が孫だけの場合では祖父母の為の法要を行うことは殆ど無いのではないでしょうか。もし、孫一同で祖父母の法要を行っている家があったら、それはそれで素晴らしいことだと思いますが。

法事のたびに毎度感じますが、親戚が一堂に会するのは法事の時だけと言い切っても間違いではないと思います。案外、結婚式などでは親戚と言えども、親しい人にしか声をかけませんからね。
近年では、お正月に新年会もやりませんから、余計にそう感じます。
普段はろくに連絡もしない間柄なのに、法事の時だけは「親戚同士」という繋がりで集まります。
親戚って、一体何なのかと考える時が偶にあります😅
しかし、故人から見れば、自分の子供たちや孫たちが一堂に集まって、会食しながら会話している姿を見るのは、きっと嬉しいことだと思います。
そう考えれば、お寺での坊さんのお経も尊いですが、親戚同士が仲良くしている姿を見せるのも、故人への大切な供養なのだと思います。

かしこ

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