2023年のメジャーリーグも8月に突入しました。
我がニューヨーク・ヤンキースはAmerican League東部地区で単独最下位という成績です。今回はこれについて語りたいと思います。
怪我人はたしかに多かったが
予定していた先発投手が二人怪我で始まった今シーズン、その後もジャッジやスタントンを初めとした野手も怪我人が多く、なかなか戦力が整わないまま4ヶ月が過ぎて8月になりました。
成績はなんと東部地区で最下位という不甲斐ない結果です。
王者ヤンキースがまさかの最下位で夏を迎えるとは、誰も予想していなっかたでしょう。
この結果の要因は、やはり主力選手が長期にわたるIL入りしたことが大きいと思います。特に、先発投手として計算していた選手が、レギュラーシーズン開幕とともに長期離脱してしまったのは最悪です。そして、打線の中軸を担う者が長期離脱したのもかなりの痛手です。期待値の高い投手や野手が抜けると、その代替えはそうそう利きません。スポーツに怪我はつきものですが、選手もしっかりとした自己管理をしてもらいたいものです。些細なミスがチームを弱くしてしまうのですから🥲
しかし、確かに怪我人が多かったのは事実ですが、それにしても勝率が悪過ぎます。(今日で55勝51敗、勝率.519率)チームの戦力が落ちているとは言え、格下チームにも平気で負け越すのは、ヤンキースとしてあってはならないことです。
なぜ、こんなに弱いのか🙄
1番の要因は得点力の低下だと思います。
とにかく打線が弱い
先発ピッチャーはエースのコールがしっかりと仕事をし、その他のピッチャーもまずまずの働きをしていると思います。コルテスは今年調子悪くて現在もILですし、セベリーノもなんだかよく打たれて不調なので不満はありますが、先発ピッチャーが試合を壊すような事はそんなには無いです。
そして、中継ぎピッチャーに関しては、かなり頑張っていると思います。たまにサヨナラ負けはするものの、要所要所ではしっかしと抑えてチームの勝利に貢献してます。それに今の所、ブルペン投手に関しては人材が整っていて、絶対的なクローザーは不在なものの、まずまず好調と言えるかもしれません。それでも、不動のクローザーは早急に整備すべきだと思いますが☹️
問題は打線です。
特に中軸の打者がだらしなさすぎます。今年個人的に期待していたラメイユは調子が悪いままで、打率も低いままです。打率は低いが勝負強さが売りのリゾも不調で、どうもジャッジがいないと本来の勝負強さが活かせないみたいです。そして重症とも言っていいのがスタントンです。長期離脱から戻ってきたましたがあまり打てず、期待のホームランもイマイチで打率は驚きの.198👹
期待されていた新人ボルぺも二割台そこそこの低打率でパッとしません。まぁこれからの選手ですから多少多めに見るとしますか。主将ジャッジは破壊力抜群で、ジャッジの打撃がチームの勝利に直結しています。しかし、今シーズン二度のIL入り、しかも二度目は2ヶ月弱の及ぶ長期離脱。もし、この離脱がなければヤンキースも現状がこんなことにはなっていなかったと思います。
主力打線がダメダメな中、まずまずの好調と言えるトーレス。ただトーレスもやたらホームラン狙いの大振りが目立つのが玉に瑕、ここ一番でではクラッチヒットが出ない印象です。
こんなですから、とにかく打線が弱過ぎます。これでは勝てるはずがありません。
ジャッジありきのヤンキースになってゆくのか
もしも、ジャッジがIL入りする事なく活躍していたら、最下位なんて事はなくワイルドカード枠に入っていたはずです。ジャッジの打撃は、チームメートや観客を盛り上げるだけではなく、実際にチームを勝利に導く現実的な働きがあります。現に、ジャッジが二度目のIL入りしてからチームが勝てなくなりました。それぐらい、今のヤンキースはジャッジの活躍ありきなのです。
これは個人的にはあまり良い傾向とは言えないと思います。全キャプテン、ジーターの時代ではジーターがチームを引っ張ってはいましたが、ジーターが離脱したらチームはボロボロになる‥‥という事はありませんでした。そんな時は他の選手でカバーしていたと思います。もっとも、ジーターの長期離脱はあまり記憶にありませんが😟
ジャッジはチーム最高年俸であり、ヤンキースのキャプテンですが、決してジャッジありきのチーム作りはしていません。ピッチャーも野手もしっかりとしたスタッフを揃えてワールドシリーズ進出を狙えるチームだと思います。しかし、現状はジャッジに負んぶに抱っこ状態😭
なんとしてもこの悪い状態を脱しなければなりません。
現状からどのように改革していくのか、キャッシュマンGMの責任は重大です。
ニューヨーク・ヤンキースは勝つことだけの執着した「王者」でなければなりません。負けることに慣れてしまっては、ピンストライプのユニホームが汚れます。
かしこ
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