SHURE SE215 Special Edition をレビュー

4. 趣味

 SHUREのロングセラーイヤホン、SE215 Special Editionを今更ながら購入したので感想を語りたいと思います。

長年愛された続けてるイヤホン

 初代モデル「SE215」の発売日が2011年、そして低音域を豊かにした「SE215 Special Edition」の発売日が2012年。発売日から10年を超えているのに、今だに定番イヤホンとして売れ続けているロングセラーイヤホンです。
SHUREのイヤホンでは、私は以前に「SE535 LIMITED EDITION」と「SE846」(第一世代)を使っていた時期があります。(両方とも手放し済み)これらのイヤホンの型番に比べると「SE215」は下位モデルなので購入意欲はここまで無かったのですが、今年の9月に発売された新色「グリーン」に魅入られて購入しちゃいました🤑 それと、Nintendo Switch用にイヤホンが欲しかったのも購入理由です。けして色だけにやられたわけではありません😁
 以前持っていたSHUREのイヤホンはバランスド・アーマチュア(BA)でしたが、今回のSE215はダイナミック型(DD)なのでサウンドの聞こえからが違うはずなので、そこも楽しみにしていました。

良くも悪くも標準的

いざ開封❣️
ガジェット系の開封の儀はとても楽しいです。いつも心踊らされますね。
値段の割に付属品が豪華です。(今回はヨドバシで14,630円で購入)
🔵フォーム・イヤパッド(S/M/L)
🔵ソフト・フレックス・イヤパッド(S/M/L)
🔵クリーニングツール
🔵ソフトジップケース

個人的にSHUREのイヤピースはフォームが好みです。フォームを指で押し潰してから耳穴に入れたあと、元の形状に膨らんで耳穴が完全に塞がれるので、しっかりと耳穴にフィットします。音が耳外に漏れないので、純度の高い音質が楽しめます。ただ、今回付属されているフォームは以前フォームとは材質が変更されているようで、今回のフワフワした材質よりも以前の硬みがある材質の方が好みです。

 以下のレビューは、付属のケーブルは3.5mmのアンバランスケーブルから、手持ちのキンバー4.4mmの5極バランスケーブルに差し替えて、ソニーのNW-WM1AM2で聴いたものになります。

 ポップス・ロック・クラシックと色々聴いたのですが、第一印象は音が全体的に曇ってる印象を受けました。高音は弱い感じで、音量を少し上げないとニュアンスが掴みづらい感じです。ヴォーカルに関しては、自然な聴こえ方ですがやや淡白な印象です。低音はまずまず出てますが解像度が甘く、ややボワつきを感じます。全体的には、高音・中音・低音とバランスのとれたフラットな音質ではありますが、最初に述べたように、なんか幕を一枚貼っているような曇っている音質に感じました。私は普段、イヤホンならソニーのIER-Z1R、ヘッドホンならTAGO STUDIO T3-01で音楽を聴く時が多いので、余計に曇っているように聴こえてしまうのかもしれません。ただ、安定感のあるモニターライクな音の響き方をするところは、さすがはSHUREのイヤホンです。このSHUREイヤホンなれではの音質が好みであれば、ハマるイヤホンだとは思います。
 さて、今回購入したメイン用途のNintendo Switchではどうか❓
こちらは文句なしです。音の重心がしっかりある音質なので臨場感があり、ゲームの世界への没入感が増します。ゲームを楽しくプレイするには綺麗なグラフィックも大切ですが、音も重要なファクターだと思います。「SE215 Special Edition」はゲーム利用にはとても相性が良いイヤホンです。

 音楽用途にはイマイチな感想を持ちましたが、これはイヤホンの性能云々というよりも、解像度が高い音質を好む私の問題なにかもしれません。ですが、今時のイヤホンの音質からするとSE215は古い音質だと思います。なので、音楽用途で10,000円台のイヤホンをお探しの方は別の選択をしたほうが良いかもしれません。

かしこ

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