宗教二世問題について

1. 解脱の教え

反抗期あるある

 子供には反抗期があります。(まれにない子供さんもいますが)
親の言い付けに逆らい、親のしている事が何もかも気に食わないような時期があります。
このような反抗期では、例え認めている宗教であっても、反抗してやらない事はあります。私にも多少そういう時期がありました。しかし、これはしょうがない事であり特に問題ないと思います。親の信仰している宗教自体が嫌なのではなく、反抗期ゆえの逆らいです。反抗期あるあるですね。
この時期は親として温かく見守ってあげることが大切だと思います。そうしていれば、いずれ反抗期を抜けた時に理解してくれるようになると思います。
「何故わかってくれないんだ❗️お前のことを思ってやっているのに💢」と怒ってしまったらおしまいです。子を導くどころか、自ら子をツケ飛ばすことになりかねません。
この時期はグッと我慢が必要です。

子に託す前に自分を正そう

 正しい宗教、素晴らしい宗教を学んでいると心の底から感じて、全くブレない信仰心があるのであれば子供にも学んでもらい、宗教二世、三世に繋いでいくことは大いに結構なことです。先にも述べたように、子どもの幸せを願うのが親心なのですから至極当然の行為だと思います。
ただし、子供から強く拒否されたり、涙流してまで嫌がられたら、一旦引くべきです。その宗教が素晴らしいものであったとしても、そこまで拒まれたら親として何かが間違っているからです。
何故ここまで拒まれるのかをよくよく考え、自分の間違いに気づき、そして自己反省して間違った考えを正すべきです。これこそが真の宗教の勉強であると言い切れます。「自分は正し❗️相手が間違ってる‼️」と主張しているうちは学びの門にすら到達していません。

 逆に、もしも、「自分は良いと思ってこの宗教を学んでいるが、子は子の人生なんだから強要はしない」と本気で思っているのならば、そんな宗教はやめてしまえばいいと思います。過激なことを言うようですが、所詮はそんな程度の信仰心しか持てない宗教は学んでいても意味がないからです。

信念あるのみ

 私の息子は解脱会青年部の支部班長のお役目を頂いています。しかし、自ら解脱会の教えに興味があり立候補したわけではありません。私が息子に妥協点も加えながら(すべての行事に出なくても構わない等)話して説得したのです。ですから、息子も内心は「嫌々ながらやっている」と思っているのかもしれません。
 娘には「解脱の教えはやりたくない」と言われています(ただ、御霊地参りや天茶供養は一緒に行っています)。私には「解脱会ファースト」な考え方あったので、そこが嫌われてしまった要因だと思います。
 それでもなんとか、今現在は家族で御神前に座り手を合わせていますが、息子たちが今後もずっと、解脱会の教えを学んで行ってくれるかは、正直未知数です。
しかし、私は解脱の教えは絶対なので、必ず良き方向にお導き頂けると信じています。今は、「親に言われているから」くらいの感覚かもしれませんが、いずれは、解脱の素晴らしさ体感する時が来ると信じてます。こればっかりは、どんなに素晴らしい講話を聞いたり、解脱の書物を読んでもダメです、自ら体験するしかないのです。

 YouTubeで、親に宗教を強要されたと涙ながらに訴えている人がいましたが、私は見ていてとても残念な気持ちになりました。その人たりの親も善かれとして指導してきた結果が、泣いている姿を世間に晒すほどの苦痛な事だったんですから。
 私は将来、息子と娘が「やはりなんだかんだ、解脱の教えを学んできて良かった😀」と言ってもらえるようにう、これからも手綱を締めたり緩めたりしながら、「宗教二世問題」に戦っていきたいと思います。 

かしこ

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