飲み会で人と打ち解ける。喫煙所で楽しくお喋りする。
お酒もタバコもコミュニケーションが生まれます。今回はこれについて語りたいと思います。
コミュニケーションは人生で大切
人との関わり合い、馴れ合い、所謂「コミュニケーション」が生まれるきっかけは色々あります。
学生ならやはり学校で、社会人なら会社で、ご近所の付き合いでetc etc‥‥
日常生活において、ちょっとした偶然からも生まれたりします。コミュニティーの輪が広がると見聞も広がるので、人生にとって大変よい事だと思います。
ただ、そうはいっても人によってはなかなか難解なことで、そうそう新しいコミュニティーは作れません。かく言う私も、積極的に人との付き合いをする方ではないので、どちらかと言うと狭いコミュニティーの世界で生きているのかもしれません。何らかの人からのお誘いを待っているだけでは拡がりに限界があります。もう少し積極的になりたいものです。
しかし、内弁慶な人でも容易にコミュニケーションができる場があります。
それは、お酒の飲みの席とタバコの喫煙所です。
酒もタバコもコミュニティーの入り口
お酒の席、飲み会ではお酒を呑むので酔っ払います。
そうすると気が楽になり、何時もよりも口が軽くなって人と話すようになります。ちょっとした趣味の話をしたりして、相手も同じ趣味だと会話も盛り上がます。例えばそれがゴルフだったりした場合「今度ご一緒しませんか」なんて話に発展したりします。
共通の趣味が無かったとしても話している中で、「普段はおとなしいが案外面白い人だなぁ」「この人と飲んでると楽しい」と言うふうに感じれば、飲み仲間というコミュニティがそこで生まれることは容易にあり得ます。
タバコの喫煙所には、当然タバコを嗜好とする人たちが集まります。
これはタバコ吸いの人なら感じた事があると思いますが、喫煙所でタバコを吸っていると妙な仲間意識が生まれます。ましてや、現代ではタバコは世間から迫害されてますからタバコ吸いとしては肩身が狭いので、余計に仲間意識が湧くかも知れません。
そして、喫煙所は雑談の場です。お酒の席同様に気軽に会話が始まったりします。そこで人と親しくなることも十分にあり得ます。
清濁併呑
しかしながら、この方法を用いてコミュニティーを広げるなら大前提として、『お酒を呑む』或いは『タバコを吸う』という嗜好が自身になくてはなりません。
お酒を飲まない、あるいは飲めない人はお酒の席に誘われても迷惑なだけですし、誘う側も遠慮するでしょう。仮に飲めない人が参加しても、自身はウーロン茶をちびちび飲んでいる中、周りが酔っ払って盛り上がっているのを見ていても、ただウザいだけだと思います。なので、酒の席にいればいいというもんではありません。
タバコも同様で吸わなければ喫煙所など無用です。例え友人と話すためとはいえ、煙が黙々の空間に自ら行く人なんて皆無です。
酒は飲まない(飲めない)しタバコは吸わない、という人は健康的ではあります。アルコールは体内でアセトアルデヒドという毒に変わりますし、タバコはニコチン・タール等で体に悪いことだらけです。しかし、体に毒なことでもコミュニケーションを広げる為には有効な手段であると言えます。
私もタバコ吸いでしたが3年くらい前に辞めました。辞めれたことはいいのですが、喫煙所での人との会話がなくなり少し寂しいです。
お酒は今でも飲みますが、先日、近所の方を飲み会に誘ったら「お酒はまったく飲まない」とのことでしたので、親しくなるチャンスがなくなり残念です。
酒を飲み過ぎるのも、タバコを吸い過ぎるのも体に悪いことは確かなことですが、極端に自分から切り取ってしまうのも如何なものかと思います。少々でも嗜める方が、より人生を豊かに過ごせるのではないかと考えます。
解脱金剛様は「右によっても、左によってもいけない。人間は中庸を行くんだよ」という言葉を残されてます。このお言葉から勉強するに、清濁併せ吞む俗人の方が、豊かで広いコミュニケーションが築けるんだと思います。
かしこ
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