ゆがわら風雅 〜2025家族旅行〜

3. 日常生活

 本日、神奈川県は湯河原町にある旅館『ゆがわら風雅』に家族四人で一泊の旅行に来ました。息子も社会人であり、家族四人揃っての旅行は難しくなったてきたが、何とか都合をつけて、今日の運びとなりました。今回は、娘の大学再受験の合格祝い、そして、社会人一年生の息子の慰安をメインにした旅行です。

 昨年は、同時期にやはり湯河原町の「幸太荘」に行きましたが、今回はネットで探してこちらの旅館を選びました。初めての利用なので少々不安がありましたが(料金が高いので😅)、とても良い旅館に当たったと思います。少しエグい上り坂を登った場所にこの旅館があり、第一印象はややこぢんまりとした旅館といった感じでしたが、建物の中はやや古風でノスタルジックで、とても落ち着いた造りです。階段や廊下も所々剥げているのも良い味出しています。

 今回は、ちょっと贅沢をして、露天風呂付き特別室201室の「風雅」を利用しました。部屋は約95㎡もありとても広い。部屋は和風の大部屋があり、洋風の部屋があります。ちなみに洋風の部屋もかなり広いです。部屋扉を入ると四段の登り階段があり廊下があります。もうこの時点で強烈な非日常を感じました。そして広々とした和室、洋室の別室、部屋から見える湯河原の山の風景、などなど‥‥。うまく言葉で言い表せないが、完全にここは異世界といった感じで、なんだか、古風な日本のアニメの世界に自分が飛び込んだ八日気分になりました。

広々とした和室部屋。非日常を堪能できます。
和風のベット。いい夢見れそうです。

 旅館に着いて、まずはウェルカムドリンクをいただきに喫茶室に行きましたが、書籍も置いてあるこの部屋がまた良い味出してます。ドリンクは自分で好きなティーを選ぶのですが、コーヒーはもちろんお茶の種類が六つもり、ほうじ茶をはじめ、インド茶、スリランカ茶、中国のお茶?もあり、おもしろいにはホットワインもありました。大窓から梅の木があり小池がある庭をゆったりと眺めながら、車道中の疲れを癒しました。箱根の山を抜けて来たのですが、数十年ぶりに車酔いしてしまったので、よけいにくつろげて精神的にホッとしました。ホテルや旅館に行くたびに、ウェルカムドリンクは飲んできましたが、今回ほど心落ち着くドリンクを飲んだのは初めてです。

ちょっとした庭ですが、風情があります。
湯河原の街並みと山々。好きです。

 そして、大好きな露天風呂に入りました。檜の露天風呂はまずまず広くて、全身を湯に浸けてまったりしました。露天風呂なので周りが木で塞がれているので、周りの景色を楽しむことはできませんが(一部扉が開くの少し見えます)、とても良い露天風呂です。設定温度が絶妙で、熱すぎることなく、ぬるすぎることなく、とてもよい温泉でした。肌もスベスベです😄 毎回恒例の大浴場では絶対にできない、禁断の湯に浸かりながらビールも楽しみ、もう最高の気分です。天井窓から見える湯河原の山の向こうの青空に、夏を感じたのは実に私らしいとしみじみと思いました。

お湯も水も出るので、好みの温度に調整できます。
檜の露天風呂。ゆったりとした自分だけの空間に身を包めます。

 さあ、旅館の楽しみ第二段、夕飯ですが、どんな味でしょう?初めて利用する旅館やホテルは楽しみではありますが、やはり不安要素もありますよね。せっかく選んでいった宿先の部屋が汚かったり、料理が不味かったりと。よくありがちなのが、料理は美味しかったけど温泉はイマイチだったり、またはその逆だったりというのがありますから、部屋は最高、露天風呂も良いとなれば、料理はあまり期待していなかったのですが、なんと、料理もとても美味しくてびっくりしました。和洋折衷のコース料理だったのですが、一品一品素晴らしい味でした。そして、感心したのがよく考えられた料理の順番です。メインディッシュは牛肉の鉄板焼きなのですが、とても良い肉で美味しいのですが、少々脂身がきつい。その次に出されたのが終いの海鮮と野菜を出しに摂ったリゾットなのですが、これがとてもすっきりとした味わいで、メインディッシュの脂身を消してくれました。また、料理が運ばれてくる時間も絶妙で隙がなく、そして、もう一つ褒めたいのが料理の量です。多すぎず少な過ぎずの量で、これなら私くらいの年齢でも最後まで残さずに食べ切れると思います。

さつまいものポタージュ。生まれて初めて飲みました。もう最高に美味しかった。
伊豆味噌を使ったホワイトソースをかけたアワビとカレイとほうれん草のパイ包。
メインディッシュの和牛ステーキを好みに合わせて鉄板で焼きます。

 このブログを書いている現在で夜の9時なので、布団の寝心地や朝食の感想などは書けないが、きっと、良い睡眠が取れて、朝食も美味しい筈だと期待してます。3時半にチェックインして、6時間足らずにこれだけのブログを書けるのだから、どれだけこの『ゆがわら風雅』が素晴らしい旅館かは読者の方に伝わったと思います。さて、また露天風呂に浸かって旅の情緒を味わうとするか。

かしこ

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