昨日、2月26日(水)にKアリーナ横浜にて開催された、グリーン・デイのライブに行ってきました。 思えば5年前の2020年の来日公演はコロナ禍で延期となり、振り替えられた翌年の2021年3月の公演も結局は開催に至らず中止となり、楽しみにしていた私はとても残念でした。それから4年が経ち、ついにグリーン・デイのジャパンツアーに行く運びとなり、もう、最高の気分です😂
私が前回に行ったグリーン・デイのライブというと、2010年にさいたまスーパーアリーナで公演されたライブ以来です。なんとそれから15年も経過しているのだから、自分でもびっくりです。当時はアルバム「21st Century Breakdown」を聴いて、グリーン・デイが大好きになりライブに行きましたが、今回はデビューアルバムから最新アルバムまで聴き込んでいるので、より一層グリーン・デイの楽曲を楽しめるはずです。
Kアリーナ横浜まで妻に車で行ってもらったので、かなり助かりました。現地には18時半くらいに着き、余裕を持って入館することができました。今回は、グッズは現地で買わずに後日ネットで買う予定だったので、グッズ売り場はスルーし、さっさと入館しました。飲み物は館内で買えばいいやと思い持っていかなかったのですが、館内のドリンクの高さにびっくり😳ペットボトル500円とは‥‥次から気をつけよう。
前座は「おとぼけビーバー」というガールズバンドが演奏していましたが、私が席に着いた19時には演奏を終えていました。今回の席は、Level.7という一番高い席だったので、ステージをかなり上から見下ろす感じでした。ステージからも距離があるので、あまりいい席ではありませんでしたが、贅沢は言えません。こうしてライブ会場にいられるだけでも幸せです😀
ボルテージは最高潮!
ライブは、ほとんど開演時間に始まることはありません。特に外タレの開演時間はかなり遅れます。しかし、今回は19時30分に始まりました。公式では19時でしたが、ほぼほぼ時間通りに始まりました。終演時間も21時30分だったので、しっかりと時間を守った印象です。最近のライブでは、騒音などの影響で、時間を厳守するようになったのかもしれません。これも時代に適応した結果なのでしょうかね❓
さて、いよいよ開演❗️私のボルテージは最高潮に達しました🤩まずは「The American Dream Is Killing Me」でライブが始まりました。自分と同じ空間でグリーン・デイが演奏している、同じフロアで息をしていると思うだけで気分がおかしくなるくらい興奮しました。初っ端からこれですから、クライマックスではどうなることやらと思いました。
前半はメジャーデビューアルバム「Dookie」の曲を中心にグイグイと演奏してきました。やはり、グリーン・デイのファンとしては、このアルバムには特別な想いがあると思います。パンク・ロックとしては一番パンクしてるアルバムですからね。余計なアレンジはほとんど加えずに、ストレートに演奏される一曲一曲に全身で震えました。それから私の大好きなナンバー「Know Your Enemy」が演奏され大興奮🤩そして、「21 Guns」、「Minority」、「Brain Stew」と続き、「American Idiot」を皮切りに、大ヒットアルバム「American Idiot」に収められているほとんどの曲を怒涛の勢いで演奏しました。もう、二度と生では聴けないだろうと思っていた私のお気に入りのナンバー「Give Me Novacaine」も演奏され超感動🥹そして、「Wake Me Up When September Ends」では胸にジーンときました。ラストはなんと、観客をステージに上げてギターを弾かせて「Good Riddance」を熱唱❗️この演出には驚きました。
大興奮のまま最高の時間を楽しめました😆
ほんとうにあっという間の2時間でした。開演から終演まで、ずっと立ちっぱなしでしたが、途中で座りたいと思いませんでした。55歳も奮い立たせる、そんなステージだったのでしょう。53歳になったビリーはとても若々しくて、まだ30代くらいに見えました。やっぱりロックしてると歳を取らないのかもしれないなぁ🙄
15年間は長すぎたかも

しかし、なんとなく前回の2010年のジャパンツアーと比べると、グリーン・デイとの距離を感じる気がしました。物理的に席が一番上のアッパー席だったからというのもあるかもしれないが、なんというか、バンドのライブ感みたいなものは、今回のライブのほうが薄かった。それはおそらく、前回のライブは、当時の最新アルバム「21st Century Breakdown」の曲を中心に組んだセットリストだったのに対して、今回のライブは、「Dookie」と「American Idiot」が中心で、昨年出た最新アルバム「Saviors」からは全25曲中わずか4曲だったことから、やや往年のヒットナンバーに偏ったセットリストだったからだろう。それ故に、バンドの「今」が見えなかったように思う。でも、しょうがない。「Dookie」も「American Idiot」も昨年にそれぞれ、20周年、30周年がかぶっていたから、その影響なのだろう。懐かしい曲を披露すれば、大抵のファンは喜ぶものだしね。
何はともあれ、とても素晴らしいライブだった。ロックが売れなくなった時代でもロックファンはこんなにいる。やはり、ロックは人生になくてはならないものだ。普通では味わえない興奮と感動をありがとう🥹
今回の単独ツアーは15年も開いちゃったけど、次は是非とも数年のうちにまたやって欲しい。今度はビビらずにオールスタンディングのチケットで参戦したい。
かしこ
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