横浜ベイホテル東急3Fにあるフレンチレストラン『クイーン・アリス』をご紹介

3. 日常生活

 昨日、横浜ベイホテル東急3Fにあるフレンチレストラン『クイーン・アリス』に家族で食事しました。
私のこれまでの人生(56歳)の中では、このフレンチレストランが1番のお気に入りです。今回は、このレストランについて語りたいと思います。

 『クイーン・アリス』では、今回も入れておそらく10回以上食事していると思います。
ランチも利用したことがあるかもしれませんが、ほとんどがディナーのプリフィックスコースです。
構成は、前菜 → 温前菜 → スープ → 魚料理 → グラニテ(口直し)→ 肉料理 → デザートの全7皿で、各メニューには3〜4種類があり、その中から好みの料理を選択する形式です。

 個人的に毎回、これは絶対に外せないと言う料理があって、それは、前菜の「キャビア添えの贅沢サラダ」です。これは本当に美味しいです😋
もちろん、今回もこちらを選択しました。

キャビア添えの贅沢サラダ。程よく冷えた魚介とジュレのコンビネーション
が素晴らしい。個人的には前菜はこれ一択だと思います。

 温前菜の「フォアグラのソテー 大根添え」も堪らなく美味しいですが、このところフォアグラが不足気味らしく、昨日はオプション(別途料金)となっていました。今回は「鴨のグリエとフォアグラ風味のクネル 大根添え」をチョイスしました。美味しかったですが、やはり、「フォアグラのソテー 大根添え」にすればよかったと思いました😅
「ホタテ貝のパン粉焼き ベルモットソース サフランリゾット添え」も美味しかったそうです。

鴨肉とフォアグラ風ソースの大根添え。大根の柔らかさと染み込んだ旨みが素晴らしい。
ホタテ貝のパン粉焼き ベルモットソース サフランリゾット添え

 スープも毎回いろいろありますが、今回はメニューにありませんでしたが、以前いただいた「そら豆のスープ」は絶品でした。定番の「冷製とうもろこしのポタージュ」もクイーン・アリスでしか味わえないスープだと思います。今回は「九十九里産ハマグリのロワイヤル 青海苔の香り」をチョイス。蛤の濃厚な味わいに青のり風味が効いて、とても味わい深いスープでした。

九十九里産ハマグリのロワイヤル 青海苔の香り。磯の香りが堪能できました。
そばの実入り 鶏とモロヘイヤのスープ。

 続いて、魚料理ですが、今回は「豊洲市場の鮮魚 コトリヤード風」をチョイスしました。毎日異なる旬の魚が使われるのですが、今回の魚の名前は忘れました😅が、あっさりとしながらもソースとの相性がよくて美味しくいただけました。オプションですが「オマール海老のフリカッセ」もとても贅沢感があり、たいへん美味しいです(前回食べました。今回は娘)。
妻がチョイスした「スズキのグリエ ハーブバターソース ラタトゥイユ添え」も少しもらいましたが、美味しかったです。

スズキのグリエ ハーブバターソース ラタトゥイユ添え
豊洲市場の鮮魚 コトリヤード風
オマール海老のフリカッセ。こちらは魚料理のオプションですが、最高においしい。

 今回のグラニテは「グレープフルーツのシャーベット」で、甘酸っぱさが口の中に広がり、ここまでの味覚を一旦リフレッシュしてくれました。ここまでで少々お腹がきつくなっていたのですが、このグラニテを食べると不思議とまたお腹が空いて、この後のメインディッシュをいただくのが楽しみになりました🤤
今回はグレープフルーツでしたが、いつだったか食べた「ゆずのシャーベット」も美味しかったです。

 そして、いよいよメインディッシュですが、今回はノーマルに「和牛サーロイン網焼き ワサビ風味」をチョイスしました。やはり、これぞフレンチ料理のメインディッシュという貫禄で、和牛サーロインがとても上品で優雅な味わいです。息子のチョイスした「骨付き仔羊プロヴァンス風」を少しもらいましたが、これはこれで濃厚で美味しい。ただ、仔羊の肉ですから少々癖があり、若者向けの味かなと思いました。

骨付き仔羊プロヴァンス風。羊肉が好みの人には堪らない。
これぞメインディッシュの王道。和牛サーロイン網焼き ワサビ風味。

 メインディッシュを頂いた後はデザートとなります。こちらのデザートも、各料理と同様にどれも絶品です。最後までしっかりと最高の料理を提供するところが、さすがクイーン・アリスといったところです。私は「アリス風ぜんざい」が好みなので、今回もこちらをチョイスしました。こちらの冷製小豆がとても好きなんです。こんなに美味しい小豆は他ではちょっと食べられないと思います。ホットコーヒーの苦味を味わって、これで終了となります。

アリスのカスタードプリン。子供に人気がありそう。
アリス風ぜんざい。わたしの一押しです。
アメリカンチェリーのファー・ブルトン アリス風。

 プリフィックスディナーコースは約2時間です。7皿で2時間!と思われるかもしれませんが、これが決して長く感じません。とても優雅な時の流れの中で料理をいただけます。出された料理と次の料理が運ばれてくるまでの時間が絶妙で、長すぎず短すぎずで、この間の談笑に花が咲きます。グラスワインでもそれほど種類は多くありませんが、いいワインがあるようです。(もちろん、私にはよくわかりませんが😅)

 素晴らしいのは料理や飲み物だけではありません。ホールスタッフのサービスの見事なことと言ったら❗️
そして、ホールの雰囲気も優雅さの中に可愛らしさもあって、とても心地よく料理をいただけます。ふたり用のピンク色したカップル席があるのですが、とても可愛いです。まるで、王子とお姫様の晩餐みたいです。

 フレンチレストランとして、こちら『クイーン・アリス』は最高です。
もちろん、これだけのレストランですから、お値段もかなりのものです。しかし、このスペシャルな時間を楽しむからこそ、普段の仕事を頑張れるのだと思います。私にはせいぜい年に1回行けるかどうかですが、少々無理してでも、また行きたいと思います。

かしこ

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