学生からビジネスマンまで活用しているであろうToDoリスト(やることのリスト)ですが、皆さんはどんな風に使ってます?私なりの活用術を紹介します。
まずは、アナログ派とデジタル派に大別できると思います。
アナログ派は、主にメモ帳やスケジュール帳にToDoリストを書き込みます
デジタル派は、主にスマートフォンやPCにToDoリストを書き込みます
では、それぞれの特徴を挙げます
アナログ派 vs. デジタル派
アナログ派のメリット
- 自分好みのメモ帳やスケジュール帳を選べる
- 紙に書き込むことにより記憶に定着しやすい
- いざという時に、すぐに書き込める
アナログ派のデメリット
- 常にメモ帳やスケジュール帳を持ち歩く必要がある
- ペンが必要
- 書き込むほどにごちゃごちゃしてしまう
などなど、アナログ派にメリットとデメリットがありますが、アナログ派は今となっては少数派でしょうか。紙とペンを持ち歩く煩わしさはありますが、実際に紙に書き込む楽しさもありますね。
デジタル派のメリット
- スマートフォンがあれば、それに書き込める
- 好みのアプリで管理できる
- 過去のリストも参照できる
デジタル派のデメリット
- タスクをこなした後の達成感が得にくい
- 文字入力やタイピングでは、やや記憶に定着しにくい
- 便利で管理がしやすい反面、味気ない
などなど、デジタルにもメリットとデメリットがあります。今では、ほとんどの人がデジタル派でしょう。味気なさはありますが、常に携帯しているスマートフォンで完結できます。
Appleのリマインダーは優秀なアプリ

わたしは断然デジタル派で、外出中ではiPhoneを、自宅や事務所ではMacでToDoリストを管理しています。
使っているアプリはApple純正のリマインダーで、これ一つで全て管理しています。他にもさまざまなアプリがありますが、リマインダーは一番シンプルでわかりやすいので、これを使っています。iPhoneでもMacでも、リマインダーに「今日」という項目があるので、ここにToDoリストを書き込んでいます。iPhoneもMacもリマインダーのウィジェットがあるので、「今日」の項目を表示させています。こうすることで、今日やるべきToDoリストを簡単に確認することができます。そして、完了したタスクはチェックをして消します。リマインダーの設定で、チェックを入れてもタスクを消さない設定もありますが、完了したタスクはさっさと消してしまったほうがスッキリしますし、今日やるToDoを一つずつ減らしていくのが快感であり、これが達成感に繋がります。万が一、今日中に完了しなかった(チェックしなかった)タスクが残った場合には、リマインダーの「今日」の項目に翌日以降も残り続けるので、そのタスクを忘れることはありません。これはシンプルなことですが、たいへんありがたい機能です。
たいていのタスクは、その目的に応じてタスク名を書くだけですが、時間指定があるタスクには、アラームが鳴るようにセットします。私がよく使うのは、会社から自宅に持ち帰る物がある時に、忘れないように退社時刻にセットして使っています。
カレンダーとリマインダーは区分けしよう
ちなみに、Apple純正のカレンダーも使っていますが、こちらは「予定表」として割り切って使って、予定のネームと開始〜終了時間、そしてメモだけを書き込んでいます。
実際のやるべき行動はToDoとして、確認の意味を踏まえてリマインダーに書き込んでいます。
- カレンダーは「予定表」
- リマインダーは「実行すべきタスク」
このように、それぞれ独立性を持たせ、用途に区分けして活用するのです。 同じことを2度書き込むことになる場合もありますが、全体のToDoが明確になり、効率的な行動が取れるようになります。
必ず朝にToDoリスト作成
では最後に、ToDoリストをいつ作成するかについて解説します。
作成するのは、絶対に、「朝一番」です。
朝一番といっても、起きてすぐという意味ではありません。朝起きて、自分としての1日が始まった時です。これは、人それぞれですが、例えば私であれば、会社についてPCを開いた時です。人によっては朝食後かもしれませんし、通勤電車中かもしれません。とにかく、今日がスタートした時に、今日1日のToDoリストを作成するのです。
今日一日分というのがミソです。欲をかいて翌日分、1週間分と先走って書いてはいけません。朝に、今日1日のやるべきことを前向きに書いて、そして、一つずつこなしていく心掛けが大切なのです。
人生は1日1日の積み上げですから、今日1日を粗末にするようではいけないのです。今日1日をしっかりと生きるのです。ですから、明日のことは明日のことですし、1ヶ月後のことは1ヶ月後のことです。もちろん、絶対に忘れてはいけないことなどは、カレンダーに予定として書き込んでおけばよいのです。
以上が、わたしのToDoリストの活用術となります。ぜひ、皆さんも活用してみてください。
かしこ
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