マドンナの強さの秘密 〜不屈の精神〜

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 わたしの一番好きな女性ポップ・アーティストと言えば、やはりマドンナ(Madonna)です。何処が好きか❓と問われれば、彼女の「強い」ところです。マドンナはとにかく強い💪、それは肉体的にも精神的にもです。今回は、そんな強いマドンナについて語りたいと思います。

 マドンナは1982年にシングル「Everybody」でレコードデビューして、翌1983年に1stアルバム『Madonna』を発表し、今日まで現役のポップ・アーティストとして活躍しています。オリジナルアルバムは、2019年に発表した『Madame X』が最後で、しばらく発表されていませんが、2023〜2024年ではライブツアー『The Celebration Tour』を開催し、今年はファイナル・ワールドツアー『The Celebration Farewell Tour』も開催するなど、かなり精力的に活動されています。

身体的な強さ

 とてもタフな彼女も8月16日で67歳になります。とても信じられません😱一体どのようなトレーニングをしているのでしょうか。週に5~6回のトレーニングを継続しており、その種目は多岐にわたります。ダンス、インターバルトレーニング、抵抗トレーニング、ヨガ、バレ(barre)トレーニング、ピラティス、エアロビクス、サーキットトレーニング、武術(マーシャルアーツ)、ボクシングと、これらを飽きないように毎回種目を変えて身体全体を鍛えているのだそうです。具体的には、軽めのダンベル(2.5〜5ポンド)を使いながら20〜30回の反復運動を含むトレーニングをおこなっており、推進力や柔軟性を維持しているようです。これは、並大抵の努力では続けられないかなりのハード・トレーニングです。そして、これをやり遂げているからこそ、マドンナは今もなお「強い」女性でいられるのですね。ライブツアーではかなりの体力が必要とされるので納得です。ここまで身体を鍛え上げていると、病気もしなさそうですね😌

精神的な強さ

 そんなマドンナは、精神的にも「強い」。66歳という年齢を迎えてなお、マドンナは自身の人生やキャリアを振り返りつつ、「老いを力に変える」というテーマを自らの作品に昇華させています。これは彼女が過去から学び、変化を受け入れ、それを表現の糧にしている証です。66歳でこんなこと考えるなんて凄過ぎる😨普通の人は、老いによる身体の変化に気づき、それを受け入れて従うものですが、マドンナはその老いを力に変えるというのだから、発想からして常人ではないですね。また、2023年のグラミー賞での登場を巡り、SNSでは容姿に対する辛辣なコメントが飛び交いました。これに対し、マドンナは自身のInstagramで、これは“年齢差別(ageism)と女性蔑視(misogyny)”の表れだと痛烈に反論しました。この時、初めて“年齢差別”という言葉を知りましたが、とても共感できました。そして、Instagramなどにアップした際どい写真などで、常日頃叩かれていますが、マドンナはまったくめげていないのです。常に自分の表現を押し通す姿勢を崩さないのです。さすがです。

 これらマドンナの「強さ」の秘訣は何なのでしょうか❓ただ単にあくの強い自己中なのでしょうか❓わたしはそうだとは思いません。2016年のBillboard「Woman of the Year」スピーチで、彼女は音楽業界の性差別や年齢差別を正面から批判し、「私がこれまでで一番“物議”を醸したことは、居続けたこと」だと語っています。この居続けたとは、どんなに世間から批判や中傷を受けても、スキャンダル報道をされても、舞台から身を引かないという決意表明であり、そして、女性は年齢を重ねたら前線から下がるのだという同調圧力への抵抗だと、わたしは感じています。この不屈の精神こそがマドンナという女性のあり方なのだと思います。また、だからこそ、男性顔負けの身体トレーニングにも打ち込めるのでしょう。でも、もしかしたら、男性に対するコンプレックスの裏返しが、彼女をそのようにしている部分もあるのかもしれません。もしそうだとしたら、それはマドンナにとって魅力的な一面だと思いますが、どうなんでしょうね☺️

 マドンナについては、まだまだ他にも書きたいことがあるので、ほかの記事にしたいと思います。これらも「強い」女性のままで、60代を完走してください。

かしこ

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