クリスマス・ディナー2025

3. 日常生活

 昨晩、家族でクリスマスを祝った。
我が家のクリスマス・ディナーはワンパターンなのだが、丸ごとチキンをオーブンで焼いて、サンドイッチを二種つくり、キャンベルのコーンスープを食べるのが恒例となっている。そして、食後にケーキを食べる。絵に描いたようなありきたりな光景だ。しかし、このありきたりなクリスマス・ディナーの中にこそ恍惚とした幸福があると自負している。

 クリスマスの夜は、楽しくなければならないと思っている。
子供の頃から、クリスマスは実に楽しい行事だ。クリスマス・ツリーの飾りつけをして、美味しい夕飯を食べて、そして、サンタさんからのプレゼントをもらう。朝起きると、枕元においておいた靴下の中に、プレゼントが入っている。これほど、子供を喜ばせる演出はあるだろうか?まさに神演出だと今も思っている。子供も薄々は、「サンタの正体は親」だとは気づいているが、親の演出を無下にしないために、無邪気に喜ぶ演出をするのだが。

 成人した息子と娘に、さすがにプレゼントはしないが、こうして家族四人で聖夜にクリスマス・ディナーを楽しめるのも、恐らく今年で最後になるかもしれない。そう思うと少々寂しく感じる。いや、もし、彼女・彼氏ができたならば、5人、6人でクリスマス・ディナーが楽しめたら、もっと楽しくなるかもしれない。いや、そうもいかないか。聖夜には、親は邪魔な存在であろう。親の願望を息子たちに押し付けてるのは、私の悪い癖だ。

 まあ、来年のことは来年考えればいいか。 メリー・クリスマス🎄今年も良い年だった。

かしこ

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