氏神様に手を合わせよう

1. 解脱の教え

あなたの住んでいる地域の神社にお参りしていますか?

もしも、全く参拝したことがないなら、ぜひ出向いて手を合わせてください。
なぜなら、神社は氏神様だからです。

氏神様と氏子

各地域に必ず神社があると思います。神社には『氏神様』が祀られています。この祀られている神はそれぞれの神社で違いますが、その働きは同じです。ちなみに私の氏神である浅間神社には「木花咲耶姫の尊」が御祭神です。
氏神の働きとは、各々の地域をお守りすることです。その地域の土地だけじゃなく、住んでいる人もお守りしています。そして、氏神様から見た住人は『氏子』となります。
引っ越してきた時などは、その地域の神社を調べて必ず挨拶をしに行きましょう。引っ越してきた日から氏子になるわけですからね。ちなみに私は以前引っ越し先の神社がわからなく、警察署で聞きました😀 ただ現在ではスマホがあるのでより簡単に調べられると思います。
ちなみに、職場の近隣の氏神様にも時には参拝に行くべきです。その地域で仕事をさせて頂いているのですから。礼節は大切です。

氏神様への参拝

地元の神社に赴くのは、初詣・お祭り(大祭)そして、子供がいる家庭では七五三くらいではないでしょうか。つまり年に二、三回くらいだと思います。もちろん毎日のように日参している方もいるでしょうが。ちなみに私は今は週に一・二回は参拝しています。
手を合わせて参拝するわけですが、皆さんは何をお祈りしていますか🤔
私はまず「自分を含めて家族皆が生きていられること」への感謝です。そして、この地域に住まさせて頂いていることへの感謝です。そして、近況の報告(仕事のこと・家庭のこと・子供の学業etc…)をして最後に先祖代々の不敬・不尊・不徳の罪のお詫びをしています。お願い事、所謂「神頼み」は殆どしません。大抵の方は何らかの祈願をしているのではないでしょうか🤡
決してお願い事をすることが悪いとは言いませんが、やはりまずは『感謝』の念を捧げることが大切だと思います。日々の生活の中で見守って頂いているのですから、御礼をすることが最優先です。お賽銭も願掛け代としてではなく、感謝の印として捧げましょう。

氏神様を大切に

氏神様を敬い尊む心を持つことはとても良い事です。
私の経験上、氏神様に感謝の心を持ち参拝を続けていると何事も良い方向にお導きいただけるような気がします。例えば人間関係で躓いた時も、薄紙を履くが如く少しずつ完全しました。この場合は、相手が変わったのではなく、自分を反省し変えれたからです。氏神様に日参していると、ある時ふと、自分の悪い癖が胸に響くことがあります。「自分のこういうところが悪い」と。
きっと氏神様が「お前のここを直せよ」と教えてくれたのです。ありがたいことです。
そうしたならば、まず、気づかせて頂いたことによく御礼を申し上げ、あとは、自分の悪い癖を改めるために日々努力精進することが大切です。人間、なかなか悪い癖を変えることはできませんが、少しずつなら改革できるはずです。この様に、氏神様は必ず氏子を守ってくれます。ただし、時には人格成長のために試練も与えられるでしょうが。

私は子供の時分に解脱会の師匠から氏神への日参の大切さを勉強しました。素直に聞いて実行しました。それから数十年経ちましたが、今もなお、氏神様を大切に思う気持ちは変わりません。

かしこ

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