2025ヤンキース前半戦を終えて

2. 社会

 メジャーリーグでは、先日オールスターゲームを終えました。 これから、2025年の後半戦に突入するわけですが、我がニューヨーク・ヤンキースの前半戦の成績は53勝43敗、勝率.552です。ちなみに、昨年2024年は、58勝40敗、勝率.592でしたので、今年の方がやや勝率が低いです。

 開幕ダッシュに成功して、4、5月は化け物の勢いで猛進したが、6月くらいから負けが込み始め、気がついたらアメリカン・リーグ東地区で1位から2位に転落していました。トロント・ブルージェイズの猛追もありましたが、まさか1位から落ちるとは思っていませんでした。それくらい、前半は強かったです。

 前半の投手陣では、今年は開幕前からエースのデビット・コールがトミー・ジョン手術で抜けていましたが、新加入のマックス・フィールドをはじめ、カルロス・ロドン、クラーク・シュミット、ウィル・ウォーレンなどが好投していて、中継ぎ陣もまずまずの働きをしていました。ただ、シュミットが怪我で抜けたのと、ルイス・ヒルが未だにローテーションに戻れていないのが災いして、最近では全体的に点を取られています。

 打者陣は、なんといっても主将であるアーロン・ジャッジが打撃陣の要であり、今年から加入したコーディ・ベリンジャーとポール・ゴールドシュミットもいい働きをしています。しかし、ベン・ライスやトレント・グリシャムは、前半こそ活躍しましたが、最近はやや低迷しています。個人的に成長を期待していたアンソニー・ボルペの打撃がいまいちで残念です。ジャス・チゾルムJrやジャッソン・ドミンゲスはまずまずですが、もう少し打ってもらいたいです。全体的にホームランは結構出ていますが、ジャッジとベリンジャーとゴールドシュミット以外は、打率が.250以下なのはいただけません。

 後半戦に向けては、まず三塁手としてそこそこ打てる打者を補強すべきでしょう。先日、DJ・ルメイヒューがDFAになったので、ここは間違いなく取りに行くと思います。私はルメイヒューのことが好きだったので、ショックです。契約は来年までありましたが、近年の衰えを考慮してのことでしょう。

 そして、先発投手をどうするかです。昨年活躍したルイス・ヒルが先発ローテーションに復帰し、昨年並みの投球ができればいいのですが、実際に投げてみなければわからないので、判断が難しいです。ほぼ飼い殺し状態のマーカス・ストローマンの処遇はどうなるのでしょうか?ここも後半のポイントになります。そして、間違いなく中継ぎ投手は2人くらい補強すると思います。

 クローザーも、ルーク・ウィーバーはいつ復活できるのでしょうか。デビン・ウィリアムスだけでは不安です。

 とにかく、7月、8月で白星をガツガツ取っていかないと、たとえ地区優勝できても厳しい状況になると思うので、しっかりとした補強をしてもらいたいものです。  それにしても、ジャッジの成績、打率.355、HR35本、RBI81点は凄まじい。

かしこ

コメント

タイトルとURLをコピーしました