卒業公演2024 〜大妻より愛を込めて〜 

3. 日常生活

 先日の月曜日に娘が在籍していた大妻中学高等学校の講堂にて、演劇部による卒業公演が開演されたので観てきました。とても感動的で素晴らしい公演でしたので今回はこれについて語りたいと思います。

奉仕精神がやり遂げました

 今年の卒業公演は昨年の卒業生である娘たちの代が中心になって演じました。
本来であれば当然今年の卒業生たちが中心になって劇を演じるのですが、今年の卒業生の部員は0人なので演劇をする人がいません😫
そこで、彼女たちが演じる事になったようです。
 ちなみに彼女たちが高校二年生の時も、一個上の部員が一人か二人しかいなかったようで、卒業公演をやはり彼女たちが演じていました。そして、昨年の卒業公演はもちろん彼女たち自身が演じたので、結局のところ、3年連続で卒業公演を演じる事になりました。いやぁ〜〜〜すごい、素晴らしすぎる😭
在学中ならともかく、いくら自分が在籍していた部活のためとはいえ、卒業したあともここまで面倒を見るなんて本当に凄いことです🥸
ちょっとした裏方の手伝いとかならわかりますが、メインの演技を受け持つなんて普通はしないと思います。
メインの演技をするとなると、ちょっとやそっとの練習量では足りません。私が観ていた範囲でも1ヶ月くらい前から、かなりの時間を練習に注ぎ込んでいました。彼女たちも決して暇ではありません、一人ひとり忙しい中、大妻の演劇部のために、そして可愛い後輩たちのために時間を割いて練習していたようです。
これは、彼女たち自身も本当に演劇を愛して、大妻の演劇部を大事に思っていたからこそ実現した快挙だと思います。そして、自分の都合を後回しにして、人のために働き尽くすことができる奉仕の精神が備わっていたからでしょう。いやぁ〜〜〜実に素晴らしい、実に美しい心じゃありませんか🤩

これで見納めです

 娘が在籍中の六年間、大妻中学高等学校の文化祭、そして卒業公演と演劇部の演劇を観てきました。
どの演劇もそれぞれにテーマーがあり、それぞれにとても素敵な劇を楽しませてもらいました。彼女たちの若々しくも生き生きとした劇からは、いつもたくさんの元気を貰ってきました。
今回の卒業公演の内容は、昭和22年の戦時中の大妻学校の生徒の話で、とても重いテーマで物悲しい話ではあったのですが、見終えた後はとても爽やかな心地になりました。
そして、彼女たち一人ひとりの演技力がかなり洗練されていて、今までで一番完成度が高っかように思います。これは、手を抜かずに一生懸命練習してきた成果だと思います。それに、後輩たちに対して先輩としての意地もあったと思います。この素晴らしい先輩たちの意地を後輩たちはしっかりと受け止めた事でしょう。

 大妻での六年間とプラス一年の娘の演技もこれで見納め。
最後の演技を見終えて、演劇のために一生懸命努力してきた娘の姿を思い返すと、懐かしいようであり、何だか泣けてきてしまいます😭
時にはかなり辛い事もあったようで、挫けそうになった時もあったようですが、それでも最後まで乗り切って大好きな演劇をやり遂げられたことは、娘にとって、とても大切な経験になったはずです。
これから大学生活に入っていきますが、このからも大いに羽ばたいてもらいたいものです。

かしこ

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