まるで昭和の時代の巨人対西武のような熱い対決となった、ニューヨーク・ヤンキース対ロサンゼルス・ドジャースの2024年のワールドシリーズは、ドジャースがヤンキースを下し、優勝しました。
対戦成績は4勝1敗という結果で、ドジャースの圧勝で終えました。ヤンキースファンの私としては、非常に残念です。
打撃力が弱い
ヤンキースvsドジャースという、アメリカン・リーグとナショナル・リーグの名門チーム同士の対決は、1981年以来43年ぶりとなりました。日本でもドジャースに今年から在籍した大谷翔平選手の効果で、フジテレビで生中継の放送もありかなり盛り上がっていたみたいです。まあ、100%ドジャース贔屓で放送する知ったか解説付きのテレビ放送なんかでは私は観ませんけどね😝
ドジャースが勝ったのだから当然に強かったのでしょうが、私的にはそんなに強かったという印象はありません、そうでなく、ヤンキースが弱かったと思いました。心配していた打線の弱さが、特に第1戦〜第3戦で顕になったと思います。今のヤンキースはジャッジとソトが頼りの打線であり、特に打順6番以降の打者にはあまり期待できないのが現状です。ジャッジやソトが常に打てばいいのですがそうもいきません、打てない日もあります。なので、やはり1〜9番までの打者がある程度安定した打撃力がないと、本当の意味での強力打線とは言えません。この点はドジャースに分があったと思います。長打力はなくても安打力がもう少しないと本当の意味での強力打線にはなり得ません。強いチームには欠かせない要素ですね。
第4戦と第5戦では、良い攻撃ができていたと思います。粘り強さもあってレギュラーシーズンの戦いぶりを彷彿とさせる内容だったと思います。正直、3連敗をした時点で逆転は難しい状況でしたが、最後にヤンキース打線としての意地を見せてくれたようで、これは嬉しかったです。
投手力は素晴らしい
投手陣は打ち込まれた場面もありましたが、まずまず頑張っていたと思います。特に今のヤンキース先発投手陣は素晴らしいです、なかなかここまでの先発投手を揃えるのは簡単なことではありません。揃っていたとしても、何人かは怪我等で離脱していることが多々ある中、今年は上手くケア出来ていたと思います。私が観てきたヤンキースの歴史でも、トップクラスの先発投手陣でした。
ストッパーとしてウィーバーも即席ながらよくやってくれた。ホームズがストッパーとしてはダメになってから、ウィーバーの起用は見事にハマったと思う。それくらい、特に短期決戦では重要なポジションだと思います。ポストシーズンをワールドシリーズまで進めてこれたのも、しっかりとしたストッパーがいたからこそだ。
ミスは厳禁
ヤンキースが敗退した原因はいくつかあるが、やはり一番は守備での手痛いミスだと思う。ワールドシリーズ第1戦でのセカンドのトーレスの怠慢なエラー、これがなければこの試合は勝っていた流れだった。第1戦をアウェイのドジャース・スタジアムで取れていたら、このシリーズ全体の流れも大きく変わっていたことだろう。そして、第5戦でのキャプテン・ジャッジのまさかのエラー。ここまで5点リードしていて勝ちムードだったのに状況が一変、この後、先発投手コールにもファーストカバーのミスも生まれてしまい、ドジャースに逆転のムードを与えてしまった。
そして、ジャッジの打撃不審はヤンキースの打撃力からすると、あってはいけない事だった。先に述べた通り、今のヤンキースの打撃陣の要はジャッジとソトだ。ソトはとても良い働きをしていたが、ジャッジは眠っているかのように打てなかった。まあ、第4戦と第5戦ではホームランも出てようやく目覚めたようだったが、時すでに遅しだった。かつてのヤンキースのキャプテンであったジーターは、ミスターオクトーバーと言われていたくらい、ポストシーズンでは強かった。やはり、キャプテンはチームを引っ張る役割があるのだから、一番肝心な時期に不審になるなどあってはいけない事だ。来年以降は、しっかりとポストシーズンに合わせて調子を整えてもらいたい。
ブーン監督の采配ミスも囁かれているようだが、たしかに投手の起用と代打の起用に違和感がある場面もあったが、これに関しては結果論のような気がします。良い結果になれば「さすが❗️」と褒められ、悪い結果になれば「何をやってる💢」と罵られる。まあ、監督業は全ての責任を負うたいへんな役職ですね。
それでも楽しかった
残念無念ではありましたが、15年振りのワールドシリーズを堪能させてもらいました。この緊張感はワールドシリーズならではのものですから、ここまで来れたことには楽しみをもらったので感謝してます。15年振りの1人シャンパンファイトもできましたし😆
昨年の惨めな成績(地区4位)からの、負けはしたものの2009年来のワールドシリーズ進出は、ファンとして最高に嬉しい出来事でした。そして、その対戦相手が西の名門チーム、ロサンゼルス・ドジャースだったのですから、最高に盛り上がりました。
ただ、私は冷静に見て、ヤンキースの方がやや不利だと感じていたため、予想通りの結果でした。それと、仕方無いことですけど相手チームに国民的スター選手である大谷選手がいたので、メディアや周りの雰囲気に気圧されて、2009年のように声高らかに応援できなかったような気がします。あの時は、松井秀喜選手がヤンキースにいましたからね😎
ニューヨーク・ヤンキース❗️ 私をワールドシリーズに連れて行ってくれてありがとう❣️
来年も連れて行ってください、そして、来年こそは優勝🏆して勝利の美酒を飲ませてください😚
そして、このブログが記念すべき200回目の投稿です🤣
かしこ
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