第86回太陽精神碑建立記念祭in2025

1. 解脱の教え

 先日の2月11日(火)に、北本御霊地にて、第86回太陽精神碑建立記念祭が行われました。
太陽精神碑は、皇紀2600年にあたる1940年(昭和15年)2月11日、建国記念の日に建立されました。

 太陽精神碑は、解脱会が掲げる「太陽精神」、すなわち無私大愛・与えて求めぬ精神を象徴するものです。碑に拝む際には「与えて求めない大きな心」を念じるという習慣があるように、太陽が何も求めずに光と温かさを与えるように、会員が自己中心的な考えを捨て、他者に対して惜しみなく尽くす態度を育むための精神的シンボルとなっています。また、建国記念の日に建立されたことから、日本の建国の精神や先祖への感謝、国民の一体感をも象徴しています。

 私はいつも「人に与えて求めない大きな心にさせてください。」と祈って参拝しています。何かと自分のことを中心に考えて、人に要求をしてしまう狭い心が私にはあるからです。太陽は、善人にもどんな悪人にも分け隔てなく光を降り注ぎます。太陽光がなければ、我々人類は存続できないのですから、太陽には、ただただ感謝あるのみです。

 今年の建碑祭(太陽精神碑建立記念祭)も例年の通り、建国記念日の11:15から北本御霊地にて開催されました。今年も我が家からは夫婦で参加させていただき、また、川崎宮崎台支部からは私を含め8名が参加させていただき、誠にありがたいことでした。

 天候には恵まれ晴天でしたが、かなりの強風により、大変寒く感じました。毎回感じますが、建碑祭の日はとても寒い日が多いです。私などは腰から足にかけて毛布をかけていました。しかし、寒さに文句を言っても仕方ありません。大自然の成せる事象ですから。

 しかし、今回の建碑祭の祭典中にふと思ったことがあります。たしかに寒いと苦痛だし、体は縮こまり鼻水が出たりしますが、これがもしも逆に暑かったらどうだろう? 仮に気温が35度以上あったならばどうなるだろう?

これはもう、我慢をしてはいけない場面です。なぜなら熱中症になってしまうからです。たとえ大切な祭典中であろうと、少しでも体調がおかしいと感じたならば、すぐにその場から涼しい場所に退避すべきです。

 でも、気温が5、6度になってかなり寒くなったとしても、寒くて苦痛ですが、特段体調を崩すことはありません(もっとも元から体調が悪い場合は別ですが)。ですので、寒い中では、熱中症のような恐怖を感じることはないわけです。

 私はとても寒がりなので、夏が大好きですが冬は大嫌いです。近年の夏は暑すぎて大変ですが、それでも何かしらの楽しみがあります。しかし、スキーをやらない私には冬は修行でしかありません。しかし、今回、ふと思ったことから「暑いより寒いほうがまだマシかもしれない」と考えました。そう考えれば、冬も毛嫌いせずに、何かしらの楽しみを見つけてみようと感じました。

 何はともあれ、今年も無事に太陽精神碑建立祭に参加できたことは喜びであります。

かしこ

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