第49回江戸川区花火大会 in 2024

2. 社会

 昨日、今年も江戸川花火大会が開催されました。
例年では8月の第1土曜日に開催されるのですが、今年は花火師の方がパリ・オリンピックで柔道の審判を務められるという事で、8月の第4土曜日24日になったそうです。
圧巻の14000発の花火が江戸川区の夜空に咲き乱れました。今回はこれについて語りたいと思います。

 天候にやや不安がありましたが、結果的には無事に開催された。今回は順延はなく、もし天候不良の場合はキッパリと中止という事だったので、開催されて本当に良かったと思う。やはり、江戸川花火を見たいという皆の願いが強かったのだろう。終盤になってからポツリポツリと雨は降ってきたが、ほとんど影響はなかったように思う。
例年と違ったのは開催日だけではなく、時間も違っていた。例年では19:15〜20:30の1時間15分だが、今回は19:15〜20:20であり、10分ほど短くなっていた。確かな理由はわからないが、8月下旬という開催日が、打ち上げ現場の近隣住民に配慮されたのかもしれない。それとも今後からこの時間に短縮されたのかもしれないが、来年になればわかる事だ。
 花火大会当日は江戸川堤防に行っていないが、かなりの花火見物客で賑わっていたと思う。今年から堤防では有料席を設けられたので、一昨日に堤防に様子を見に行ったら、かなりの有料席が設けられていた。さすがに有料だけあって、最高の場所で花火が見られるようにパイプ椅子が置かれていた。有料席を設けることにしたのは、私は大いに賛成だ。花火大会は老若男女の誰もが楽しめる最高のエンターテイメントである。誰もがなるべく良い位置で観覧したいと願うものだ。そうであればミュージシャンやアイドルのライブと同様に、花火がよく見られるアリーナ席やS席などの良い位置を確保するためにお金を払うという流れは当然であろう。そして、有料化することで運営側もお金がかけられるので、さらによい花火大会が提供できるようになるはずだ。
 私は今年も家の近くで観覧したのだが、家の前を歩く人がほとんどいなかった。家の前の道路は江戸川堤防につながっているので、例年だと人がワラワラ歩いてくるのだが、今年は近所の人くらいしか居なかった。その理由は、誘導員が篠崎公園から歩いてきた花火見物客たちを、決められた順路で誘導していたからだ。昨年までは誘導員はいなかった。おそらく、これは有料席を設けたことによる効果だと思う。今回はこれしか気づかなかったが、他にも収入が生まれた事によって、良い効果があったかもしれない。

江戸川堤防に有料席。ここから見たら最高だろうな〜
物凄い数のパイプ椅子。セッティングするのがすごく大変だろうな〜
篠崎公園北口に設けられた謎の実行委員会使用場所は、花火大会当日、自転車置き場なっていた。

 今年の江戸川花火には、今までにない奇抜な花火が見られたように思う。
特に印象的だったのは、斜めに移動しながら上がっていく花火は見事だった。なんとなく、その印象はオリンピックを想像させられた。その他の花火にも、新しい試みと思われるものがいくつかあった。江戸川花火は東京ではナンバーワンということだが、その実績に胡座をかく事なく、チャレンジングに進化している姿勢に頭が下がった。
正直もう20回は見てきた花火大会なので、怒涛の勢いで始まるオープニングと、空一面を花火で埋め尽くすエンディングだけ見れればお腹いっぱいだと思っていたが、今回の花火大会では、途中の花火にも、それぞれのテーマがあり、頑張っているんだと感じられた。来年の花火は、しっかりと全て観覧して楽しみたい。
 それにしてもお酒を飲んだ。花火終了後もずっと近所の人と酒を交わして呑んでいたので、日本酒を4合は呑んだと思う。流石に酔っ払った🍶

かしこ

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